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経済学部
社会を動かす知識と行動力
岡山大学経済学部は、1980年の法文学部の改組によって分離・誕生し、本年でやっと30年目を迎えた若い学部ですが、21世紀を迎えて、昼間コースと夜間主コースの教育体系を整備するとともに、教育体制の現代化に努めています。
岡山大学経済学部の教育は数学を用いた経済理論・統計から日本経済や外国経済の現状や歴史まで、企業経営・管理から財務・管理会計までと、多様な分野を含みます。学生はこうした多様な分野から自己の将来を考えて好みの科目を選んで学ぶことができますが、多様であるがゆえにかえって体系的な学習が難しいとも言えます。経済学部では、学生が明確な学習目的を持ってより専門分野に特化した教育を体系的に受けることができるように、昼間コースでは現代経済分析コース、国際比較経済コース、組織経営コース、および会計プロフェッションコースを設置し、また夜間主コースにおいても経済学コースと政策学コースを設置しました。学生諸君は、入門科目を学んだ上で、それぞれのコースが指定している専門科目を受講することで、選択した分野の専門的知識を身につけることになります。
ところで、経済学の対象は現実の生きた経済です。学生にとっては講義や教科書で説明される学術的に定型化された知識を学ぶだけではなく、現実を知ることも重要です。岡山大学経済学部では、学生に生きた現実の経済や経営を学んでもらうために、各界の協力を得て岡山県副知事による現代地方自治経営論、岡山県の企業経営者による経済経営特殊講義、証券会社による金融市場に関する実践的講義、中小企業家同友会による現代中小企業論を提供しています。
最後に、経済学では教科書に書いてあること、講義で説明されることも、一つの見方でしかないということが多々あります。学生には多くの文献に接して多様な考えを学び、また留学するなどしてグローバルな視点を獲得して、自分の頭で考え行動するようになって欲しいと思います。経済学部が積極的に進めている少人数教育のゼミナールや、短期留学制度・交換留学生制度は学生諸君にそうした機会を与えるものです。
教育理念・目標
社会科学(経済学・経営学・会計学)に関する専門教育と人間性を高める教養教育を通して,実社会で活躍していくための能力(専門知識,創造性,論理性,開拓心)と人間社会を支える観点や理念を合わせもった職業人を育成します。真理を探求することの難しさとその喜びを知的に体験させるとともに,職場や社会において直面する問題に積極的に取り組み,解決していくための専門的能力と意欲を養います。
コース概要
昼間コース
昼間コースは,4年間で,一般教養科目と専門科目を選択し,学習することができるようになっています。
2年次からは,学生の興味関心に応じて「現代経済分析コース」「国際比較経済コース」「組織経営コース」「会計プロフェッションコース」の中から選択することができます。4年次には,「卒業研究」を行います。
現代経済分析コース
現代経済分析コースでは、経済を広い視点でとらえるために現代経済学の基本的理論、統計学などを基礎として、福祉や社会保障、財政、金融、雇用、地域政策など幅広い分野まで学びます。また、現実のデータを使っての計量分析や政策分析の演習も少人数でおこないます。これらを通して、経済学の知識と分析能力を備えた人材の育成を目指します。将来の進路としては、一般企業はもちろんのこと、国や地方の公務員になった場合は、政策立案や評価、執行において、このコースで学んだことを活かすこともできます。
国際比較経済コース
国際比較経済コースは、グローバリゼーションが進展しつつある現代に、世界経済論、経済開発論、社会思想史、経済学史などの経済学の諸分野からアプローチするための、また日本、アジア、欧米などの国々や地域の経済の歴史と現状について学ぶための、講義や演習を提供している。国際比較経済コースは、国際的な視野を身につけ、グローバリゼーションの流れに流されることなく、これに積極的に挑戦し、自ら新しい波を作り出そうという意欲を持った学生たちの参加を期待している。
組織経営コース
組織経営コースでは、民間企業や官公庁など、われわれに取り巻くさまざまな組織に関わる問題を考察します。本コースにおいて提供される、教育・研究を通じ、組織に関わる現象への洞察を深め、よりよい仕事環境・生活環境を創造する一助となることを目指すのが、このコースの狙いです。組織経営コースは、実務世界に貢献できる問題解決能力を養うこと追求したい学生にとって相応しいコースと言えるでしょう。また大学院社会文化科学研究科・組織経営専攻に進学することで、より高度な知識・能力を養うことも可能となります。みなさんがこれから有意義な職業人生を送っていくために、その入り口としてこれらのカリキュラムを役立てていってください。
会計プロフェッションコース
会計プロフェッションコースでは、公認会計士や税理士等の会計専門職を目指す学生に対して、会計領域に関する基本的思考や専門知識を体系的に学べるだけに留まらず、その関連領域についての広範な基礎知識を学べるよう配慮しています。
それは、会計基準の国際的統一化に伴う会計専門職の社会的ニーズの広がりとその専門性の高度化に対応するためです。したがって、本コースでは、高度会計専門職の育成を目的とする大学院教育との一貫性を視野に入れたカリキュラムが展開され、また、会計事務所等への就業体験実習(インターンシップ)を積極的に取り入れています。
岡山大学では、毎年、複数の公認会計士、税理士等の合格者を輩出し、それらの数は中四国地域の大学においてはトップの位置にあります。最近では、日本商工会議所簿記検定試験1級の合格を果たした後に、民間企業、県庁、市役所において会計・財務担当職に従事している卒業生が増えており、会計プロフェッションの裾野が広がってきています。
夜間主コース
夜間主コースは,昼間時に働きながら夜間で学びたいと考えている人,あるいは会社を退職した人や主婦をしながら再度,学び直したいと考えている人向けのコースです。修業年限は,昼間コースと同じく4年ですが,授業は,夜間に開講される授業の履修が中心になり,一定の限度内で,昼間コースの科目を履修することができます。
2年次からは,学生の興味関心に応じて「経済学コース」「政策学コース」の中から選択することができます。
経済学コース
経済学コースは、経済学部が提供する専門科目を中心に学ぶ学生向けのコースです。主に、経済学、経営学、会計学に興味関心のある人が多いようです。
政策学コース
政策学コースは、経済学部が提供する専門科目と、法学部が提供する昼間・夜間主コース・授業の専門科目を20 単位以上36 単位以下の範囲内で修得する必要があります。主に、経済学をはじめ、法学や政治学に興味関心のある人が多いようです。
アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
経済学部では,以下のような意欲と能力に満ちた学生が入学することを期待し,また歓迎します。
- 日本や世界の社会・経済問題に関心を持ち,弱者に対する思いやりや社会における公正を大切にして人々のために働きたいと考える,情熱を持った人
- 発言や行動に積極的で,官公庁,企業,NGO等の組織の中で指導的に行動することを目指す人
- 論理的に考えること,数学を用いて物事を分析することが好きな人
- 外国語を駆使して,国際的な舞台で活動したいと希望する人
特に,夜間主コースでは,「経済的な事情などで昼間働きながら勉強を続けたいという意欲のある人,あるいはすでに職業人や主婦として社会で一定の役割を果たしていながら,なお自己の可能性を追求し能力を向上させたいと考える人々」としています。
カリキュラム
シラバス
就職・進路
【本件お問い合わせ先】
社会文化科学研究科等事務部 学部教務学生グループ 経済学部教務学生担当
電話 086-251-7365


