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法学部紹介
法的思考で、未来をきりひらく
岡山大学法学部は、1949年法文学部法学科として誕生し、2009年には創立60周年を迎えます。この間、法学部法学科への分離改組(1980年)、大学院法務研究科の設置(2004年)など、地域社会における法学・政治学の教育研究の拠点として充実・発展を遂げてきました。
21世紀も早10年を経ようとしている現在、私たち法学部を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。一つは、法科大学院(いわゆるロースクール)という法律専門家養成の専門職大学院が設置されたことです。このことは、法律専門家となるための法律学の学習はもっぱら法科大学院で行うことを意味します。そこで、私たちは、法律学、政治学を学ぶことを通して、自ら問題を発見し、それを解決する力を養い、自立した社会人となるように成長していく場が法学部だと考えています。そのような基礎的な力は、どのような進路に進むにせよ、社会で活躍する上で不可欠だからです。もう一つの変化は、グローバリゼーションに象徴される社会の多様化、複雑化です。現代社会では、人間関係が希薄となり、個人が孤立に追い込まれることが少なくありません。法学部では、外国語教育の充実、少人数教育の整備、インターンシップ制度の活用などによって、広い意味でのコミュニケーション能力の向上を教育の目標としています。
岡山大学法学部からは、毎年200名を越す人材が社会に巣立っていきます。そこには、法律家を目指す者、公務員として社会に貢献しようと考える者、民間企業で国際的な事業に取り組むことを夢見る者等々、実に様々な先輩達がいます。彼ら卒業生が「岡山大学法学部で学んだことを誇れること」が私たちの夢であり、目標です。
自然に恵まれ、キャンパスという名にふさわしいこの岡山大学で共に学びましょう。
教育理念・目標
法学部は、法学および政治学を学ぶことを通じて、現実社会に対する深い理解と分析力をもち、そこで生起する諸問題に対して柔軟かつ適切な判断を行うための論理力・応用力をもった人材の養成を目標としています。具体的には、次のような人の育成を目指します。
- それぞれの法分野について基礎的な知識と理論を修得し、論理的かつ合理的に問題を解決できる法的思考能力(リーガル・マインド)をもつ人
- 政治や社会について多角的な視点から理解し、現代社会に生起する諸問題を自ら発見し解決しようとする意欲と能力をもつ人
- 国際社会に関する理解をもち、グローバル化・情報化する社会で活躍できるコミュニケーション能力と情報活用能力をもつ人
コース概要
昼間コース
充実したカリキュラム
徹底した少人数教育
法学部は、中四国における法学・政治学の専門教育の拠点として、半世紀の間に数多くの法曹や国家公務員、地方公務員を輩出してきましたが、それは憲法・民法・刑法・訴訟法などの法律学や、政治学・行政学・国際政治学などの政治学の基本科目を、体系的にきちんと学ぶ場を学生に提供してきたからです。
法学部の教育は、社会生活を営み、職業人として活動する上で必要な広い視野と法学的素養を身につけることを主な目標としています。こうした目標のもとで、学生の皆さんが自分の関心や目的に沿って法学・政治学を体系的に学ぶことができるように、法学部昼間コースでは、まず1年次に「憲法Ⅰ」「現代社会と政治」等の基礎となる科目が配当されます。そして、2年次以降に配当される専門科目については、民法・刑法等の法律学を中心に学ぶ「現代市民法系列」と、公法・政治学を中心に学ぶ「公共政策系列」という、二つの履修モデルが提供されています。また、文学部・経済学部の専門科目も一部履修することができるので、哲学、心理学、社会学、歴史学、経済学、経営学などの分野についての幅広い教養を身につけることもできます。
また、法学部では少人数教育にも力を入れています。1年次には法学・政治学のガイダンス科目として「法政基礎演習」が、2年次には「演習Ⅰ」、3・4年次には「演習II」が配当されており、きめ細かな指導を少人数で受けることができます。「演習II」は必修ですが、その内容は、基本書や専門書の講読から、判例の読解、ディベート、フィールドワーク、ゼミ論文の作成等、担当者によってさまざまで、学生は自分の関心によって選ぶことができます。
さらに、平成12年度には法律事務所や企業等での実習を行うインターンシップ科目を設け、平成13年度にはこれを官公庁等の職種にも拡大し、就業実習を通じて学ぶ機会を提供しています。また、平成13年度からは香川大学法学部との単位互換制度を始める等、法学部は、常に提供する教育内容に厚みと幅を持たせる努力を続けています。
夜間主コース
きめ細かな少人数教育
昼間コースの授業も履修可能
職場で働きながら大学で学びたい。生涯勉強していけるものを探したい。法学部夜間主コースは、そのような希望をもつ社会人の方々が学ぶ場所です。
法学部では、大学で学ぶ意欲を持ちながら、経済的理由で働くことを余儀なくされた人に高等教育の機会を提供するために、これまで第二部法学科を設置してきました。しかし、勤労学生(フルタイム)の比率の低下や、勤務時間帯・形態の多様化といった現象が見られるようになり、これに対応し、より柔軟に学習時間・履修内容・方法を学生が選択できるよう、平成16年度に夜間主コースへの改組が行われました。夜間主コースとは、大学における履修形態の一つの方式として「主として夜間において授業を行うコース」のことです。修業年限は従来の第二部制度(5年)と異なり4年ですが、勤務などの都合によって4年間で卒業が困難な学生を対象に、4年間分の授業料をもって5年間で卒業することができる長期履修制度も設けられています。
法学部夜間主コースでは、1年次から専門科目が履修でき、系統だった学習ができるように配慮されています。1年次に「法政基礎演習」が、2年次以降に「演習Ⅰ」「演習II」が開講されるほか、定員数が少ないので、多くの授業が少人数クラスで行なわれており、学生の皆さんは、きめ細かな指導を受けることができます。
法学部夜間主コースの授業は、原則として午後6時00分~午後7時30分と、午後7時40分~午後9時10分の2時限制ですが、昼間コースで開講される専門科目を30単位まで(平成22年度現在)履修できますので、多様な勤務時間に対応した学習が可能です。また、経済学部夜間主コースの専門科目を受講し、経済学や経営学を学ぶこともできます。さらに、時間的制約のある学生の履修の便宜を考え、放送大学との単位互換制度が設けられています。これにより、履修できる科目が豊富になっただけではなく、従来であれば転勤等のためにわずかな単位を残して卒業を断念していたような場合にも、卒業への道が開かれるようになっています。
アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)
- 社会に対する広範な関心を持ち、幅広い視点から柔軟にものごとを考えようとする人
- 自ら課題を発見し、ねばり強く考え、自ら判断していこうとする人
- 世界の動きに関心があり、グローバルな視点をもって活躍したいという意欲のある人
また、将来の職業との関係では、(1)裁判官、検察官、弁護士、税理士、司法書士などの法律専門職 (2)公務員、企業等で法律、政治に関する専門的知識・能力を必要とする職業 (3)ジャーナリスト、国際機関、NPO等の職業 で活躍することを志望する学生を歓迎します。
カリキュラム
シラバス
就職・進路
【本件お問い合わせ先】
社会文化科学研究科等事務部 学部教務学生グループ 法学部教務学生担当
電話 086-251-7364


