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農学部 カリキュラム・ポリシー

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー,CP)

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農学部 カリキュラム・ポリシー

① 教育課程の編成の方針

 農学部では,総合農業科学科1学科体制の基に,教育コースとして農芸化学,応用植物科学,応用動物科学,環境生態学の4コースを設定しています。授業科目は教養教育科目(31単位必修)と専門教育科目(93単位必修,卒業論文18単位を含む)で構成されています。1年次では,「知的理解」「言語」「実践知・感性」「汎用的技能と健康」などの教養教育科目の履修と並行して「農学概論」や農学の基礎的科目,各コースの概論科目などの専門基礎科目を履修し,農学の幅広い基礎知識を修得します。自らの興味・適性を見極めた上で,2年次から各コースへ分属し,基礎的実験・実習・演習科目および各コースの専門科目を履修します。3年次から順次,研究ユニットに所属し,専門的講義,実験・実習・演習を履修し,専門的スキルを習得します。また,3年次には高年次教養科目「日本農業論」により農学部生として必須の幅広い農業情勢を学びます。4年次では,農学学修の集大成として「卒業論文」により新規実験や調査を含む高度な実践的研究経験を通して,主体的に学び,専門情報を論理的にまとめ表現・行動できる能力を涵養します。
 また,学部の4年間を通じて他大学と連携した各種のフィールド演習,「インターンシップ」,多様な産学官連携実践型特別科目を開講しています。
 このように,幅広い基礎知識の上に,それぞれの専門分野の知識・スキル・経験を積み上げることにより,多様化する社会のニーズに柔軟に対応し,幅広い領域で応用力を発揮し,自己実現できる人材を養成するカリキュラムを編成しています。

② 教育課程における教育・学習方法に関する方針
人間性に富む豊かな教養【教養】

 自然・社会・人間に関わる多様な問題に関心を持ち,主体的な問題解決に向けての論理的思考力・判断力・創造力や行動力を育成し,人間性や倫理観に裏打ちされた豊かな教養を身につけるように,1、2年次主体の教養教育科目では,知的理解,言語,実践知・感性,汎用的技能と健康,導入教育を設定しています。
 持続的な生物生産,環境保全など,人類の生存にかかわる多様な問題に対して関心を持つ農学的姿勢を育成するために,1年次の導入教育として「総合農業科学入門」,3年次の高年次教養科目として「日本農業論」などにより,生命現象・環境・人間生活の幅広い学習・見学・体験を通じて,農学に対する知的好奇心を向上させるとともに,農学の全容を理解します。

目的につながる専門性【専門性】

 農学部は農芸化学コース,応用植物科学コース,応用動物科学コース,環境生態学コースの4つの教育コースから構成され,学生は2年次からいずれかの専門コースに分属し,学修します。全コースの概要を理解し,コース選択に際しての重要な情報を得るため,1年次後半に入門的な講義形式のコース概論(農芸化学コース概論,応用植物科学コース概論,応用動物科学コース概論,環境生態学コース概論)を履修します。農学の専門的な学識と技術を適切に応用する力を身につけるため,体系的に編成されたカリキュラムに基づいて2,3年次では各コースでの専門的講義に加えて,課題の探求と解決,実践する能力修得のため,実験・実習・演習を履修します。最新の食料・農業・農村政策に関する講義を提供し,「食料問題」,「環境問題」といった喫緊の課題に対応するための幅広い知見や実践的知識の修得を目指します。4年次では各教育ユニットにおいて専門的かつ実践的卒業論文研究を行い研究者、高度専門家としても通用する専門力を磨きます。

効果的に活用できる情報力【情報力】

 1年次に教養教育科目にて情報リテラシーの基礎を,2年次に「応用生物データサイエンス」にてデータリテラシーの基礎を学修します。2,3年時の各コース演習には,各種の情報を収集,分析,処理し,まとめるスキル養成を含んでいます。4年時の卒業論文研究では,最新学術情報の収集,分析に加えて自らの実験・調査結果をまとめ,正確・客観的かつ分かりやすく伝えるための論文作成,プレゼンテーション経験を通じて効果的な情報発信能力を習得します。

時代と社会をリードする行動力【行動力】

 1年次の「農家体験実習」2,3年次の各コース実験・実習・演習,4年次の卒業論文研究において,人を含む多様な生物の生存と福祉に向けた行動のために地域社会から国際社会にも通じるコミュニケーション能力と社会実践力を養成します。 4年間を通じて,政府各省庁・自治体・NPO法人などの幅広い分野と連携し,参加者間でディスカッションを重ねながら,コミュニケーション能力の養成およびキャリアアップにつながる各種の産学官連携実践型科目を開設しています。国際社会にも通じるコミュニケーション能力を獲得するため,英語での講義,海外体験機会を提供しています。

生涯に亘る自己実現力【自己実現力】

 1,2年次では,生涯に亘って自己の成長を追求できる幅広い教養に基づいた学士力を育成するため,スポーツや文化活動を含む教養教育科目を提供しています。1年次から3年次までの各種の実践型講義,実験,実習,演習および4年次の卒業論文研究では,農学部で修得した知識と経験をもとに,生涯に亘って学習意欲を持ち続け,実社会で農業の進歩と農学の発展に寄与できるよう専門性を基盤とした自己実現能力を習得します。

その他

 各コースおよび研究ユニットで,学習目標を明示した履修モデルを作成して,コアとなる授業科目を明確にしています。教員の教授能力向上および授業改善を目的として,学生による授業評価アンケートの分析,授業のピアレビュー,各種教員研修を実施しています。

③ 学習成果の評価の方針

 学習成果は,授業の形態(講義,演習,実習,実験等)に応じて,定期試験,レポート,授業中の小テストや発表など各科目のシラバスに明記された評価方法に基づき,到達目標の達成度を厳格に判定します。