国立大学法人 岡山大学

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大学から新しいグローバル産業創成 第1回知財フォーラム2014を開催

2014年10月24日

 本学研究推進産学官連携機構知的財産本部は、最新技術トピックスやトレンドを紹介し、聴講者に新しい社会の風を感じてもらうおうと、「第1回岡山大学知財フォーラム2014」を10月21日、創立五十周年記念館で開催しました。
 大学で生まれる発見・発明からの新しいグローバル産業創成をテーマに、山本進一研究担当理事・副学長が、「知財戦略はもはやわが国だけで練られるものではなく、緻密でグローバルな戦略策定のもと、研究力強化と二人三脚で推進していく必要性がある」と挨拶。続いて、清原国際特許事務所の清原義博所長が「大学の知財技術移転-複合化による移転の試み」と題して、日本の特許技術の状況や大学の知財状況を紹介しました。同本部米国駐在事務所の千田一貴特任教授は、教育など様々な点についてアメリカと日本を比較しながら、グローバル化においては、異なる部分について考えることが重要と説明。参加した教職員や知財関係者、一般の方など約50人が熱心に耳を傾け、グローバルな社会での研究力強化と知財戦略について議論を行いました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しており、知的財産管理・戦略は非常に重要なポイントとなります。今回のフォーラムの成果も今後の研究大学運営に活かして行きます。

<過去の知財フォーラム>
第1回知財フォーラム2013:アメリカにおけるバイオ関連の動向と知財
第2回知財フォーラム2013:生物多様性とイノベーション
第3回知財フォーラム2013:海外での権利確保と活用

【本件お問合わせ先】
研究推進産学官連携機構知的財産本部 知的財産本部長・教授 渡邊裕
TEL:086-251-8472

(14.10.24)

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