本学工学部の中村有里技術専門職員と本学卒業生で国際同窓会マレーシア支部のHariyani Madon（ハリヤニ マドン）さんは9月23日、マレーシア・SETIA ALAM（セティア・アラム）小学校を訪問し、国際化学実験教室を開催しました。
2年生のクラスで実験教室を行い、45人が参加。子どもたちは英語の説明を受け、黒板に用いるチョークの作成や水性ペンの色分けをするなどの実験を行いました。水性ペンの色分け実験は、身近なコーヒーのフィルターに点描し、水を浸透させていくことで、化学のペーパークロマトグラフィーの原理を分かりやすく学ぶことができます。ペンの色素が分かれていく様子を観察した子どもたちからは大きな歓声があがりました。また、子どもたちは動画やイラストを用いた説明をしっかり聞きながら英語で質問に答えることもでき、アクティブラーニング実践の機会にもなりました。
本学国際同窓会は現在までに50支部(8拠点を含む)を設立。海外に住む卒業生のネットワークを広げ、国際的な人的交流や地域との連携強化を進めています。さらに、本年10月22日（土）に開催される「岡山大学スーパーグローバルホームカミングデイ2016」でも、今回と同様の国際化学実験教室を、本学卒業生でもある浙江工業大学のXiao Fan（シャオ ファン）准教授らと共に行う予定です。
※本活動は、公益財団法人 福武教育文化振興財団・教育活動助成、平成28年度科学研究費補助金（奨励研究、16H00413）の助成を受けて実施。
【本件問い合わせ先】
工学部化学生命系学科
TEL：086-251-8212
(16.10.7)
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