国立大学法人 岡山大学

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異分野融合先端研究コアの佐藤伸准教授 AMEDの再生医療実現拠点ネットワークプログラムに採択

2016年11月08日

 本学異分野融合先端研究コア(RCIS)の佐藤伸准教授が10月17日、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成28年度「再生医療実現拠点ネットワークプログラム(幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム)」に採択されました。
 本プログラムは、幹細胞・再生医学分野の発展および次世代の再生医療の革新的な医療の実現に資する独創的な発想に基づく目標達成型の基礎的研究の支援を行うもので、一般研究開発課題の枠のほか、次世代の人材育成の視点から若手研究者(39歳以下)の研究開発課題の枠が設けられています。今回、佐藤准教授は若手枠において、70件の応募に中から採択された8件の中に選ばれ、「発生フィールドの再起動による器官レベルの再生」をテーマに平成30年度までの3年間研究を行います。
 今回の採択を受けて、佐藤准教授は「関係各位の皆様のおかげで、より発展的な研究のスタートを切ることができそうです。今後もより一層の精進を重ねてまいります。誰にも真似できないユニークな研究を展開し、多くの人とともに前進していこうと思います」とコメント。本学の強みである基礎科学と異分野融合を基に精力的に研究を押し進めることとなります。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。また、佐藤准教授は、これまでにウーパールーパーなどをモデル動物として、もともとある腕(足)からもう一本の過剰な肢をはやす「過剰肢付加モデルによる四肢再生機構の解明」などの器官再生を研究し、「平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」や「岡山大学長奨励賞」などを受賞している本学の次世代トップ研究者のひとりです。本学が目指す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」の構築にとって、次世代のトップ研究者の育成は重要であり、今後もより良い教育研究環境の整備などを推進していきます。

【本件問い合わせ先】
異分野融合先端研究コア 准教授 佐藤伸
TEL:086-251-8421

(16.11.08)


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