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岡山大学の大学院課程教育における方針

岡山大学の大学院教育における3つの方針(ポリシー)

 岡山大学大学院は,中国・四国地方における学術研究の中核拠点として国際水準の研究と教育を推進し,高い専門性と幅広い視野,国際性を備えた有為な人材を育成しています。また,地域の自然や社会の営みと深く結びついた大学院として社会の発展に貢献しています。
 本学大学院は,11学部を基盤とした7研究科から成る全国有数の大規模な大学院として編成されています。このうち,社会文化科学研究科,医歯薬学総合研究科,自然科学研究科,環境生命科学研究科の各研究科は,関連する複数の基礎学部の上に設置された総合大学院であり,高度な学際的融合的研究と教育を重点的に展開することのできる体制をとっています。また,教育学研究科と保健学研究科では,それぞれの基礎学部と連携して創造性豊かな特色のある研究と教育を行っています。さらに,法務研究科は,法曹育成を目的とする法科大学院として,人権感覚豊かな多くの法律家を輩出しています。これら7つの研究科では,以下に示した3つの方針(ポリシー)に基づき,長期的視野に立って,それぞれの学問分野に対応した教育・研究を行っています。

(1) 入学者受入れの方針 (アドミッションポリシー)

 岡山大学大学院は,学問分野の独自性に基づいて,研究科ごとに教育・研究の理念と目標を定め,専門領域の学術研究を深めるとともに,大学院教育の高度化に取り組んでいます。また,本学の特色でもある総合大学院制をとっている研究科では,その利点を活かして,異分野にまたがる多様で学際的な新領域の創成を目指しています。
 本学の大学院では,このような観点から,各専攻分野に関する基礎学力と柔軟な思考力,豊かな知性と感性を備え,未知に挑戦する強い目的意識と探究心を持って,学術研究に意欲的に取り組む気概ある人を,多様な入試方法により国内外から広く受け入れます。

(2) 教育課程編成・実施の方針 (カリキュラムポリシー)

 大学院においては,学術研究の基盤なくして真の教育はありえず,大学院教育に求められるところは,知的創造の営みに基づいた高度な研究活動の展開と学生の質を保証する組織的な教育・研究指導体制の確立にあるといえます。
 本学の大学院では,このような基本方針のもとに,各研究科の独自の理念と目標に基づいて,博士前期課程・修士課程と博士後期課程・博士課程が連携した体系的なカリキュラムを編成し,課程制大学院制度の趣旨に沿った質の高い学位プログラムを提供します。また,総合大学院制を活かした異分野融合型の研究や国内外の大学・研究機関と連携した協働教育を推進し,知識基盤社会やグローバル化社会を支える高度な専門知識と知的な素養を備えた人材を育成する柔軟で特色ある大学院教育プログラムを実施します。専門職学位課程では,高度専門職業人としての必要な能力を備えた人材を育成するため,専門職大学院制度の趣旨に沿った質の高い学位プログラムを提供します。

(3) 学位授与の方針 (ディプロマポリシー)

 岡山大学大学院は,専門分野の特色と人材養成目的に基づいて,研究科ごとに教育・研究の目標と学位授与の方針を定めています。各研究科においては,人間・社会・自然への深い洞察,物事の本質を見極める理性と判断力,真理の探究に向き合う真摯な姿勢と倫理観等に裏打ちされた「創造的知」の体系化に取り組み,それぞれ研究科の存在意義と役割の明確化に不断の努力を重ねています。さらに,これらの研究教育活動を通して「創造的知」の成果を世界に向けて発信するとともに,深い学識と高度な専門性を身につけた研究者や高度専門職業人を育成し,地域と大学が連携した学問の府「学都」の形成を通じて,社会の要請に応えています。
 博士前期課程・修士課程では,修士論文などに纏めた研究成果が各研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え,高度な専門知識を修得の上,特定の課題についての研究を遂行する能力を身につけるとともに,関連の諸課題に的確に対処しうる思考力と行動力を備えている者に対して修士の学位を授与します。博士後期課程・博士課程では,自らが研究課題を探究して実施した研究を博士論文に纏め,その研究成果が学術的創造性に富み,且つ各研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え,自律した研究遂行能力と相応の広い学識を修得している者に対して博士の学位を授与します。専門職学位課程では,定められたカリキュラムに沿って高度専門職業人としての必要な能力を獲得した者に対して専門職学位を授与します。

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