国立大学法人 岡山大学

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医学部創立140周年記念式典を開催

2010年11月12日

 医学部創立140周年記念式典を11月3日、岡山市内で開催し、教職員や卒業生・医療機関関係者など約500人が140年の歩みを振り返り、今後の発展を誓いました。
 許南浩医学部長が「今この瞬間にも多くの人々がよりよい医療を求めて苦しんでいる。医学部の歴史と伝統を創造的に捉え直し、改めてその使命を確認するとともに、より高いレベルで社会の要請に応えたい」と式辞。千葉喬三学長が「総合大学としての強みを発揮していく重要な基盤要素として医学部の活動力に期待する」と挨拶しました。新木一弘文部科学省医学教育課長、石井正弘岡山県知事、秋葉忠利広島市長らご来賓からも祝辞をいただきました。
 槇野博史大学院医歯薬学総合研究科長、森田潔岡山大学病院長がそれぞれ医学部と病院の歴史について紹介した後、許医学部長がプロのアドバイスを受けた長期的なキャンパス整備計画など、創立150周年に向けた取り組みについて述べました。
 記念講演では、江草安彦社会福祉法人旭川荘名誉理事長が「医療福祉の祖 岡山大学の先人達」と題し、医学部ゆかりの偉大な先人の業績を紹介。記念祝賀会では、高谷茂男岡山市長が祝辞を述べ、参加者全員で140周年を祝いました。
 本学医学部は、明治3年に設立された岡山藩医学館を出発点とし、岡山県医学校、第三高等学校医学部、岡山医科大学と幾多の変遷を経て昭和24年の学制改革により現在の岡山大学医学部となりました。これまでに12,000余名の卒業生を送り出し、多くの優れた臨床医とともに卓越した研究者や教育者あるいは社会福祉の先覚者など多彩な人材を輩出しております。これからも我が国の医療と福祉に大きく貢献していきます。

写真:約500人が出席した医学部創立140周年記念式典

【問い合わせ先】大学院医歯薬学総合研究科等総務課 TEL:086-235-7004

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