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果樹園芸学 (Pomology)

果樹の生理生態的特性の解明及び生産技術の開発

教員

Ken HIRANO准教授: 平野 健 Assoc. Prof. Dr. Ken HIRANO
E-mail: khirano@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
専門分野: 果樹園芸学
ブドウ果実の味や香りの物質を同定し栽培条件との関係を研究
Fumio FUKUDA准教授: 福田 文夫 Assoc. Prof. M. Fumio FUKUDA
E-mail: ffukuda@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
専門分野: 果樹園芸学
特産果樹のモモとブドウを中心に,果実品質の向上と生産安定を目指した発育生理の解析と栽培技術の開発
Takashi KAWAI助教: 河井 崇 Assist. Prof. Dr. Takashi KAWAI
E-mail: tkawai@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
専門分野:果樹園芸学
ウイルスベクターを用いたサクラ属果樹の遺伝子機能評価系の開発およびその園芸的利用

主な研究テーマ

 岡山県の特産であるモモとブドウをはじめとして,果実の生産性や品質の向上を目的に栽培上の諸問題の解決並びに新たな栽培技術の開発に関し、基礎と応用の両面から研究を行っています。具体的な研究課題は、1)ブドウなどの果樹の高品質安定生産技術の開発、2)ブドウ果実の無核化における機構解析と技術開発および香気成分の生成に関する研究、3)モモ果実における生理障害の機構解明と品質変動要因の解析、です

ブドウなどの高品質安定生産技術の開発

ブドウなどの主要果樹の高品質安定生産を目指し、品質形成に大きく関わっている水分をはじめとした環境要因について、光合成などの物質生産機能への影響や果実品質との関連を明らかにします。同時に、樹体の水分状態の非破壊的計測手法の開発とその利用による樹体の個別精密管理システムの確立を進めています。

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ブドウ果実の無核化における機構解析と技術開発および香気成分の生成に関する研究

ブドウの栽培では,植物成長調節物質(主にジベレリン)による無核果生産が多くの品種で行われています.我々の研究室では,植物成長調節物質によるブドウ果実の無核化機構の解明と果実品質に与える影響を研究しています.

モモ果実における生理障害の機構解明と品質変動要因の解析

 近年、問題になっている果肉障害(赤肉症・水浸状果肉褐変症)や収量を不安定にする生理的落果(ジューンドロップ・収穫前落果)について、発生の原因や機構の解析を行うとともに、防止策の確立を目指しています。また、モモは果実品質がばらつきやすいことから、それに関わる要因を明らかにして、安定化につなげる技術開発も進めています。

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Pomology3

「西日本のモモ生産安定のための果肉障害対策技術の開発」研究成果集

農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業(25079C)
2013年~15年に行われたプロジェクトの成果をまとめました。

研究成果集(本文) 研究成果集(表紙)


なお、対策技術マニュアルについては、こちらからダウンロードできます。

研究業績リスト

・ 森永邦久,島崎昌彦,草塲新之助,星 典宏. カンキツ生産の新しい技術 マルドリ方式-その技術と利用-,近畿中国四国農業研究叢書第1号  農研機構近中四農研刊 (2005).
・ 星 典宏, 森永邦久, 横井秀輔, 浜出絵里子, 草塲新之助, 島崎昌彦. ウンシュウミカン樹における水分状態の簡易把握のための“水分ストレス表示シート”の開発. 園学研. 6, 541-546(2007)(園芸学研究優秀論文賞受賞)
・ 森永邦久. 気候変動の影響評価と適応技術. 農林統計出版株式会社刊「農業新技術シリーズ第3巻(農業・農村環境の保全と持続的農業を支える新技術)」, 第4章-1,-5 (2011).
・ 後藤信太郎,岡本五郎,平野 健.ブドウ属植物の果汁に含まれるアントシアニンの光分解を防ぐポリフェノール成分について.日本ブドウ・ワイン学会誌 17, 61-69(2006)
・ Mizuno, H. Hirano, K. and Okamoto, G. Effect of Anthocyanin Composition in Grape Skin on Anthocyanic Vacuolar Inclusion Development and Skin Coloration. Vitis 45, 173-177(2006)
・ 高田大輔・福田文夫・久保田尚浩:栽培管理法の違いがモモ‘紅清水’の赤肉果発生と果実発育に及ぼす影響,園学研.7,367-373(2008)
・ 福田文夫・今任公象・久保田尚浩:モモ‘清水白桃’の生理的落果に及ぼす果実へのジベレリン処理の影響,園学研.10,209-215(2011)
・ Akagi, T., T. Kawai and R. Tao. 2016. A male determinant gene in diploid dioecious Diospyros, OGI, is required for male flower production in monoecious individuals of Oriental persimmon (D. kaki). Sci. Hortic. 213: 243-251.
・ Kawai, T., A. Gonoi, M. Nitta, N. Yamagishi, N. Yoshikawa and R. Tao. 2016. Virus-induced gene silencing in various Prunus species with the Apple latent spherical virus vector. Sci. Hortic. 199: 103-113.
・ Kawai, T., A. Gonoi, M. Nitta, M. Kaido, N. Yamagishi, N. Yoshikawa and R. Tao. 2014. Virus-induced gene silencing in apricot (Prunus armeniaca L.) and Japanese apricot (P. mume Siebold & Zucc.) with the Apple latent spherical virus vector system. J. Japan. Soc. Hort. Sci. 83: 23-31.

卒業生・修了生進路

・ 大学院進学(岡山大学)
・ 公務員(岡山県庁,農業高校教員(広島県)、福山市役所)
・ 団体(全農岡山)
・ 一般企業(オハヨー乳業、ヤマサ蒲鉾、みかど協和など)

収穫祭ポスター

 果樹園芸学ユニットポスター2016年