弥生土器 長頸壷
津島岡大遺跡出土
(写真左端 弥生時代後期初頭)
津島岡大遺跡第10次調査において土坑の中から完形の高坏・甕などとともに出土した弥生時代後期初頭に属する細頸壷形土器。へらで丁寧に磨かれた外面には淡く赤彩が残っており、特に弧状に描かれた5つの赤彩文様は当時の優美な姿を彷彿させる。同タイプの最古段階のものである。
- 名称 弥生土器 長頸壷
- 調査地点 津島岡大遺跡第10次
- 調査年度 1993
- 帰属年代 弥生時代後期初頭
- 出土状況 土坑17
- 型式
- 計測値 口径9.0cm 器高19.9cm 底径5.1cm
- 材質 胎土 細砂少・概ね精良。
- 特徴 五脚文を朱彩。外面にミガキ。灰橙褐色。
- 掲載文献 年報11 津島岡大遺跡11
- 収蔵・展示情報 収蔵・整理中
- 特記事項 ミニチュア土器、分銅形土製品と共伴
- 画像出典 年報11 巻頭カラー
- 作成者 山本悦世
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Last update/1996.08.24