勝負砂古墳発掘調査

                      

2005年度も3月6日〜3月27日にわたって岡山県倉敷市真備に所在する勝負砂古墳の発掘調査を実施します。

 この調査は、当研究室が実施している「『雄略朝』期における吉備地域の考古学的研究」プロジェクトの一環であり、天狗山古墳、二万大塚古墳発掘調査に続くものとなります。雄略朝期の変革がもたらした影響を、半世紀ほどのタイムスパンの中で評価していこうと考えています。
 勝負砂古墳は長さ約40mの前方後円墳とみられる古墳で、これまでの調査により、周溝や埴輪を伴う可能性があること、墳頂の深いところに埋葬施設と思われる遺構が存在していることがわかっています。
 今年度の調査では、前方部と思われる部分や墳丘の周囲を精査し、墳形や墳丘規模の最終確認を目指す予定です。



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<勝負砂への行き方>

車でお越しの方:
国道486号線を西へ、川辺橋をわたって直進し、「二万口」の交差点(県道281号)で左折し、「守屋自動車」前を左折

徒歩でお越しの方:
井原鉄道「吉備真備駅」を下車、東へ歩き、県道281号を右折、徒歩20分強



勝負砂古墳第四次調査概要報告

勝負砂古墳第五次調査概要報告

勝負砂古墳第六次調査概要報告

勝負砂古墳第一次〜第三次概要報告は二万大塚古墳のページを御覧下さい。


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