径16メートル、高さ3メートルの墳丘を持つ。横穴式石室は開口していないが、墳頂近くの盗掘穴から中に入れる。石室は片袖で、羨道部は小さく短い。玄室は埋土上面で長さ4メートル、幅2メートル、高さ1.7メートルである。小さな石を積み上げ、持ち送りが著しく天井部はドーム状をしている。遺物が未発見のため築造時期は不明であるが、石室の形態から6世紀中頃に築造されたと考えられる。
参考文献: 平井勝 1992 「原始古代の社会と文化」 『北房町史』通史編上
岡山大学考古学研究室copyright,1997
作成者:佐々田,西田