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「小田鼻古墳」


 全長32メートルの前方後方墳である。墳丘のくびれ部付近で須恵器片、ガラス小玉、円筒埴輪片が採取されている。なお埋葬施設は竪穴式石槨と思われる。採取された須恵器片は6世紀前半に属することがわかっており、この古墳が築造されたのもこの時期であろう。

参考文献: 平井勝 1992 「原始古代の社会と文化」 『北房町史』通史編上

岡山大学考古学研究室copyright,1997

作成者:佐々田,西田