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「山之城二号墳」


 径約11メートルの円墳で、墳丘盛土は約75センチである。埋葬施設の箱式石棺が3基発見された。その内の1基から平石の中央部に頭に合わせた窪みを穿った石枕が発見された。これは大変珍しいものであり、この古墳が有力な首長墳であることを示している。築造時期は一号墳と相前後する時期であろう。

参考文献: 平井勝 1992 「原始古代の社会と文化」 『北房町史』通史編上

岡山大学考古学研究室copyright,1997

作成者:佐々田,西田