3月2日【月】晴れ時々くもり

 

 今日は両調査区ともに、前日に引き続きトータルステーションという測量機器を使って、調査区内を1m四方の小さな区画に分けるための基準を設定しました。
その作業と並行して、今日から本格的な発掘作業が始まりました。

 

 前方部では、調査区に鍬入れをした後、畑の土を30cmほど面的に掘り下げました。現段階で、およそ3種類の土が重なることを確認しています。
また、畑の土の中からは小さな土器片が数点見つかりました。

 

 後円部でも、前方部と同じく鍬入れをしてから掘りはじめました。20cmほど掘り下げたところで、調査区の東側を中心に水が湧き出して
きていて、発掘作業が難航しそうです。なお、こちらの調査区からは遺物の出土はありませんでした。

 

 今日は寒空のもとでの作業となりましたが、どちらの調査区も順調なすべり出しとなりました。

 

   

作業の様子(前方部)

掘り下げ開始(後円部)


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