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2016.1.14
ニコン 超解像顕微鏡 N-SIM
デモンストレーションは2016.1.13で終了いたしました。
レーザーの交換作業が入るため年末年始期間は使用できません。
年末は12.24まで、年始は1.6から使用できます。
12.24終了後にレーザー取り外し作業に入ります。
※2016.1.6からレーザーは、488nm、561nmの2本のみの仕様に変更になります

設置場所:基礎医学棟1F 共同実験室 微量成分分析室(正面入り口付近のトイレ横)

予約状況はページ下部
 
 
超解像顕微鏡 N-SIM
Nikon
URL:http://www.nikon-instruments.jp/jpn/bioscience-products/super-resolution/n-sim/index.html

超解像顕微鏡は特殊な手法により光学顕微鏡の光学分解能、約200nmを超える
分解能を持つ顕微鏡です。
超解像顕微鏡の手法には何種類か存在しますが、
Nikon N-SIMは構造化照明顕微鏡法を用いて約100nmの分解能が出せます。
構造化照明顕微鏡法は縞状の照明を試料に当て、モアレを画像演算することで
超解像成分を取り出します。
同じ画角の画像を撮る場合、レーザー顕微鏡より少ないダメージで画像が撮れます。
他の超解像顕微鏡より解像度では劣りますが、特殊な蛍光試薬は必要とせず
一般的な色素が使用でき、画像取得時間も早いため、ある程度のタイムラプス
撮影も可能です。

<特徴>
 (長所)
   一般的な蛍光色素が使用できる。
   XYZ軸全てにおいて共焦点顕微鏡より高い解像度。
   試料へのダメージが少ない。
   共焦点顕微鏡と同じようにスライス像の取得および立体再構築可能。
   インターバル1秒程度のタイムラプス観察が可能。
   TIRFにも有効。

 (短所)
   低倍の物には使用できない。
   (レーザー顕微鏡の最高倍率でズームが必要なくらいのものが対象)
   カバーガラス付近(約30um程度)の深さのみ有効。
   (超解像にくっきりした縞状の光が必要なため)
   計算の処理があるためリアルタイムで超解像画像が見れない。
   画像1枚に収まる画角が狭い。

<仕様> 違うかもしれないので事前に確認して下さい。
顕微鏡筐体:倒立型 型番不明
搭載レーザー:405,488,561,640nm (2016.1.6からは488,561nmのみ)
レンズ:x100 oil 又は x60 water
フィルター:DAPI , GFP , TRITC , Cy5
検出器:EM-CCD カメラ
 多色撮影時はシーケンシャルで取り込みます。
視野:32um x 32um(固定)
共同実験室のレーザー顕微鏡でいうとx63でズーム4.5倍、x100でズーム3倍くらいの範囲です。
深さ(Z-Stack):20um以下、5um程度がベスト

 

比較画像(ほぼ同じ画角32umx32umです)LSM510は青色なし
Nikon 超解像顕微鏡 N-SIM
マウスオーバーで画像が変わります。
画像を指定されたサイズに変更します。

指定:pix 

 
 
 
 

設置場所(微量成分分析室)案内   鹿田の人ならわかるはず、、、

 

カレンダー内の「N-SIMデモ」表示がある日はニコンのオペレーターがいますので事前に予約をし、設置場所へ行ってください。
1枠2時間で4名程度まで。
予約はkyo2@md.okayama-u.ac.jpまでお願いします。
(「N-SIMデモ」の後に教室名の無い日が「予約なし」の状態です)

岡本がメールを確認してカレンダーに反映するまでに若干タイムラグが発生しますので予約時の目安にしてください。
Internet Explorerは若干カレンダーの反応が悪いようです、、、
現在の確定済み予約状況   カレンダーが表示されない方はこちらを試してください。
予約してね〜 (*⌒∇⌒*)♪