高大連携事業
高校生を対象とした組換えDNA実験体験授業や、最先端のゲノム・プロテオーム解析機器の見学を実施しています。高校生が科学に触れ、研究に興味をもってもらうことを目的にしています。

1. 組換えDNA実験体験授業
GFP(緑色蛍光タンパク質)遺伝子を大腸菌に導入し、緑色に光る大腸菌を作製します。
 受入人数:10〜40人
 所要時間:3時間
 受入期間:随時
(ただし、この取組はカルタヘナ法という法律に基づき実施しているため、申し込みから実施まで1ケ月間程度かかります)

GFP(緑色蛍光タンパク質)とは?

紫外線や青色光を当てるだけで緑色に光る特徴をもつタンパク質で、2008年に下村脩氏らは「GFP(緑色蛍光タンパク質)の発見と開発」によりノーベル化学賞を受賞しましました。現在では細胞内で起こる生命現象を解析するバイオイメージングなどの研究分野にて広く利用されています。

2.施設見学
2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏らが開発した質量分析装置をはじめ、大学で生命科学の研究をするためによく使われる様々な機器を紹介します。 (参照:受託解析共通機器
 受入人数:10〜40人
 所要時間:30〜60分
 受入期間:随時


お問い合わせ
ゲノム・プロテオーム解析部門
研究教授 宮地 孝明
TEL :086-251-7260
MAIL:miyaji-t@okayama-u.ac.jp