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長谷川ゼミFAQ
2006.6.15.開設
臨床心理士になれますか?
「文学部および大学院・社会文化科学研究科では臨床心理士を養成するための教育は行っておりません。」というのが公式なお返事です。受験段階で「臨床心理士になりたい」という明確な目標を持っている方は、臨床心理士養成をうたい文句にかかげている別の大学を受験されることをオススメします。
では、入学後に心理学領域に関心を持ち、結果的に臨床心理士になりたい思った時にはどうすればいいのでしょうか。
卒業後に、特定の大学院に入学すれば、資格をとることは可能です。過去にも、岡大・文学部心理学を卒業後に臨床心理学系の大学院に進学して資格をとった人が複数おります。
このことについて何かコメントはありますか。
少し古いですが、私設サイトの連載の中で、私自身の考えを述べています。カウンセラーなどのお仕事は責任が重く、また、高度な専門的知識とスキルを必要としておりますので、無資格状態を放置することは問題であろうとは考えています。しかしその一方、スクールカウンセラー採用において、臨床心理士資格を優遇することには断固として反対します。スクールカウンセラーになる人には、長年の豊富な教育実践経験はもちろん、発達心理学や行動分析学、社会心理学の知識なども総合的に求められていると考えるからです。
最近の動きについて教えてください。
それほど詳しく知っているわけではありませんが、2005年度に、医療心理師と臨床心理士をセットにして国家資格化を実現する法案がもうちょっとで通る、というところまでいきました。しかし、例の衆院解散によって白紙に。このあたりの経緯は、全心協のサイトをご覧ください。
えっ、臨床心理士って国家資格では無いんですか?
誤解している方が多いようですが、現状では、「日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格」であって、国家資格ではありません。いま上に述べたような形(例えば、2005.7.5.議員連盟合同総会承認された法案要綱参照)で国家資格化が実現した場合には、資格取得のステップは大きく変わることになるでしょう。もちろんすでに臨床心理士となっている方々の既得の権益は守られるでしょうが。