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長谷川ゼミFAQ
2006.6.15.開設
新カリキュラムのもとでの心理学教室の教育内容について教えてください
このFAQの設置趣旨にもありますように、ここでは長谷川個人の考えを述べます。教室の公式見解ではありませんので、まずその点をご理解ください。
はい。
まず、これはお詫びさせていただきますが、現3年次(2004年度入学生)には、いろいろご不便をおかけしています。
どういう点ですか?
2006年度は、旧カリキュラムの最後の学年が卒業する年度にあたっています。そのため、旧カリキュラム用の授業と、新カリキュラム用の授業を同時に開講しなければなりません。読み替えで対応できるものもありますが、移行期のため想定外の不備に気づくこともあります。現3回生ばかりでなく、旧カリキュラム最後の学年の現4年次生にも、ご不便をかけています。
どうしてくれるんですか?
申しわけありません。それと、これまでは、先輩に訊いてもらうことで履修上の疑問点が解決した場合もありました。ところが、カリキュラムが異なるため、先輩の知っていることは必ずしも正確な情報にはなっていません。
新カリキュラムで大きく変わったのはどういう点ですか?
これまでは「行動科学科」として入学し、2年進学時に、「心理学履修コース」に分属していました。しかし、新カリキュラムでは、「文学部」として入学し、2年進学時に「行動科学専修コース」に分属します。これ以上の細かい分属はありません。それだけ、文学部あるいは行動科学の諸分野を幅広く、自由に学べるようになったわけです。
ええと、「心理学領域への分属」というのは無いのですか?
ありません。だからこそ、こちらで申し上げたように、「認定心理士」の資格申請を推奨するようになった次第です。
「心理学の分属」という制度が無いということは、例えば、2年次後期に地理学領域の「行動科学実験・調査演習」と「社会学演習」、3年次前期に社会学・文化人類学・社会文化学の「行動科学実験・調査演習」と「文化人類学演習」、3年次後期から心理学領域の「行動科学課題演習」を受講して心理学の卒論を書くということもできるわけですね?
ええと、卒業要件を満たすだけであるなら、そのような形で単位を揃えることも形式的には可能です。しかしですねえ。どのような学問領域にも積み重ねがあります。心理学領域の基礎的な科目を全く受けずにいきなり心理学の卒論研究を始めたところで、ちゃんとしたものが書けるわけがありません。やはり、2年次後期からちゃんと、同じ領域の実験・調査演習、演習、課題演習を順番に履修していくことが必要です。
旧カリキュラムでは「心理学講読」という授業があったようですが。
そうです。新カリキュラムではそういう名称の科目が無くなりました。そこで、移行段階では、「心理学演習」や3年次生後期の「行動科学課題演習」で対応し、2007年度以降は、3年次生後期の「行動科学課題演習」で「心理学講読」に対応することになりました。
「心理学演習」はどういう内容になりますか。
移行が終わる2007年度からは、心理統計学の基礎と応用の授業になる計画です。
「心理学講義」はどういう予定ですか。
「認定心理士」の申請要件を満たすだけの数は開講します。但し、現状では4名しか専任教員がおりませんので、一部は、教育学部の先生に兼担授業をお願いしています。兼担授業は原則として教育学部の建物で開講されますので気をつけてください。
長谷川ゼミの関連ではどういう講義が予定されていますか?
まず、教養教育科目として「行動分析学入門」を2007年度以降、ほぼ毎年開講しますので、ぜひ受講してください。後期水曜日1限を予定しています(←2006年6月23日時点ではまだ計画段階で、承認を受けておりませんのでご注意ください)。
専門科目の講義はどうですか?
長谷川担当の講義は重複履修できません。どの年度に入学しても2年次後期から4年次までのどこかのセメスターで一度は受講していただけるように配慮します。次回は2008年度前期(その年度の3〜4年次生受講可)を予定しています。
心理学の講義のほかに、実験や調査の演習、心理統計学、講読(=3年次後期の課題演習)などの授業があることは分かりましたが、これで4年次に進んだ時に、ちゃんと卒論研究に取り組めるでしょうか。
卒論研究は、4年次の「行動科学課題演習(長谷川担当)」の授業で指導しますが、それでは時間数が少ないので、大学院生を含めて週に2コマの「ゼミ」という形で指導していくことになります。こちらにも書きましたが、新カリキュラムでは、ゼミ論(プレ卒論)なしにいきなり卒論研究となりますので、従来の「主体性・能動性重視型」の指導に比べると、やや、「徒弟制度型」の指導に修正せざるをえないかなあと思っているところです。