『PM2.5に関する注意喚起』

微小粒子状物質「PM2.5」に関する注意喚起です。

平成25年3月頃、特に話題となりましたが、平成26年も2月26日、西日本から東北地方の広い範囲でPM2.5の大気中濃度が国の暫定指針値(1日平均70μg/m3)を超える可能性があるとして、各自治体が、外出時のマスク着用や屋外での激しい運動を控えるよう注意を呼び掛けました。岡山県内でも濃度が急上昇し、外出自粛を呼び掛ける「注意喚起」の基準値目前に迫りました。

PM2.5とは
                              
 
 大気中に浮遊する、非常に小さな粒子
  (2.5 μm以下、髪の毛の太さの30 分の1)のこと

  そのため肺の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの
  呼吸器系疾患のリスクの上昇や循環器系への影響が懸念される
 
 


環境省が平成25年2月に設置した専門家会合では、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準として、注意喚起のための暫定的な指針となる値を1日平均値70μg/m3と定めています。
但し、呼吸器系や循環器系の疾患のある者、小児や高齢者などでは、個人差が大きいと考えられることから、これより低い濃度でも健康影響が生じる可能性は否定できないとされており、体調の変化に注意することが大切です

PM2.5に対して、医療用や産業用の高性能な防じんマスク(N95あるいはDS1 以上の規格のもの)は、微粒子の吸入を減らす効果があります。一般用マスク(不織布マスク等)には様々なものがあり、PM2.5 の吸入防止効果はその性能によって異なると考えられます。
空気清浄機の除去効果については、フィルターの有無や性能など機種によって異なると考えられ、個別の製品の効果に関する詳細については、製品表示や販売店・メーカーに確認する必要があります。

皆様ご自身が注意していただき、下記HPを、ぜひ参考にしていただければと思います。



日本気象協会 PM2.5分布予測より http://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/

<参考>

環境省ホームページ「微小粒子状物質( PM2.5 ) に関する情報サイト」

http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html

環境省 大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】

http://soramame.taiki.go.jp/

環境省 「微小粒子状物質(PM2.5)に関するQ & A