海外留学時の診断書について



夏季休業も近づいており、旅行や留学など海外渡航を計画している方も多いと思います。
海外渡航時には注意が必要な感染症が多々あることは4月にお知らせしたとおりです。
                             ⇒  (2017/4/26 NEWS:海外渡航に関する注意喚起のページへ)

 

今回は留学時に必要となる感染症に関する診断書についてお知らせします。

留学先によって様々ですが、基本的な予防接種は最低限必要とされます。
しかし、我が国の定期予防接種は海外、特に欧米に比べて遅れていたため、定期接種のみで任意接種を受けていない
大多数の現在の入学生は、その最低限の感染症対策すら十分出来ていません

そのため、多数の感染症に対して複数回の予防接種を必要とする場合がしばしばあります。さらに、ワクチンによっては
接種の完了に半年以上かかるものも有ります。

 

また、留学先から要求される診断書は、我が国で未承認のワクチンや輸入が必要なワクチンの接種
しばしば要求しています。
そのため、一般の医療機関では扱っていない、或いは未承認であったり適応外であったりするため、接種に支障を来す場合を
しばしば認めます。

 

以上のことから、留学用の感染症の診断書に必要な予防接種を完了するのには、かなり時間がかかる場合が多いことが
判ると思います。そのため留学までに間に合わない例もしばしば出てきます。

従って、留学を考える場合はこの点を十分考慮して、計画的に時間の余裕を持って対応して頂きたいと思います。
何も準備していない場合、留学1ヵ月前では普通はとても間に合わないのです。

 

以下のホームページもご参考いただき、わからないことや相談がありましたら、保健管理センターまでお問い合わせください。

 

<参考>

 厚生労働省ホームページ  国立大学法人 保健管理施設協議会
 ○海外渡航のためのワクチン 

http://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html


○海外へ行くときの感染症対策とリスクマネジメントHANDBOOK 2011

 http://www.healthcarecenter.osaka-u.ac.jp/kyougikai/06_etcdl.htm