岡山大学形成学科

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臨床

リンパ浮腫(lymphedema)

乳癌、子宮癌、前立腺癌等の治療の際、手術でリンパ節が郭清されたり、放射線が照射された例では、 後に手足がむくんでしまうことがあります。続発性四肢リンパ浮腫です。従来「命が助かったのだから」と放置されていましたが、 当科ではリンパ浮腫に対してQOL向上のため積極的に治療を行っています。治療にはマッサージ、 医療用弾性ストッキングの着用といった手術以外の方法と、手術の二通りの方法があり、両者を組み合わせる例もあります。 手術は腰椎麻酔あるいは局所麻酔下に顕微鏡を見ながら直径0.5mm程度のリンパ管と静脈を吻合します。最近ではより良い手術効果を得るために、 術中にリンパ管蛍光造影法を併施し活性の高いリンパ管の検出を試みています。

蛍光造影剤(手前)と赤外線カメラ(奥)
蛍光造影剤(手前)と赤外線カメラ(奥)

造影剤を注射

造影剤を注射しリンパ管の広がりを赤外線カメラで検出し、その情報を後ろ
 のモニターに表示しています。



直径約0.5mmのリンパ管と静脈を吻合した状態
直径約0.5mmのリンパ管と静脈を吻合した状態(顕微鏡下の画像)
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