抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO抗体),
anti-thyroid peroxydase antibody
測定法:FEIA(蛍光酵素免疫測定法)中央検査部 平成16年10月4日より開始
測定法:RIA法(抗ヒトIgG法)(平成13年1月14日までプロテインA法)外注会社:BML(平成15年3月31日まで大塚)
臨床的意義
甲状腺自己抗体としてサイログロブリン抗体と共に代表的なものである。従来は抗マイクロゾーム抗体といわれ、甲状腺マイクロゾーム分画に存在するものであったが、近年この抗体の主要抗原は甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)であることがわかり、抗TPO抗体と呼ばれるようになった。抗TPO抗体は細胞障害性があり、甲状腺組織の崩壊に伴う腫大(甲状腺腫)がみられる場合はまず測定すべきである。バセドウ病の90%、橋本病のほぼ100%で抗TPO抗体高値を示す。 甲状腺ホルモン投与で低力価になることがあり、また妊娠や出産で変動することがある。特に産後3〜6カ月で免疫抑制状態からの反跳現象で力価が上昇する。
適応疾患: 橋本病・バセドウ病・甲状腺腫・特発性粘液水腫・全身性エリテマトーデス
測定方法
: FEIA(蛍光酵素免疫測定法)
基準値: 3.2 IU/ml未満
0.3U/ml未満 (外注 BML)
試薬製造中止に伴い平成13年1月15日(月)より試薬変更
基準値の変更なし
相関
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n=107 Y=1.49X+2.76 r=0.850 |
| 低値域 n=68 Y=0.77X+8.56 r=0.787 |
採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管
関連項目
TSH刺激性レセプター抗体
TSHレセプター抗体
抗サイログロブリン抗体(抗Tg抗体)
甲状腺刺激ホルモン
総サイロキシン
トリヨードサイロニン
遊離サイロキシン
遊離トリヨードサイロニン
マイクロゾームテスト