加算平均心電図 Late Potential:LP
心筋梗塞などで心筋が傷ついたり、心筋に炎症や変性が起こるとその部位において刺激が伝わらなかったり、伝わりにくく(伝導遅延)なり、心室性の頻拍発作を起こしやすくなります。
この遅延した微小電位(心室遅延電位:Late potential)を体表面から記録する方法として加算平均心電図があります。
通常の心電図では記録困難な微小な電位を心電図をかさねて記録することで大きく描き出します。 心室性頻拍を起こしやすいかという素地を精査する検査です。

検査方法
胸と背中に合わせて7箇所電極を取り付け、記録をします。

電極ついてるーの図。

記録時間は心拍数により変わってきますが、1回の記録が約10分程度となり、記録は2回行います。
(心拍数を500拍以上記録しますので、脈がゆっくりの方はさらに長く時間がかかります)
記録中は通常の心電図と同様で、動かず力を抜いて寝ていてください。
ノイズが多く記録されますと結果に影響がでますので、きれいに記録ができていないようなら3回目の記録をとる場合があります。

電極取り付けの時間等含め検査時間は約30分かかります。

検査時の注意点・お願い…
・結果はすぐに出ますので外来受診に持参していただくことが可能です。
・検査に時間がかかりますので、お手洗いは先にすませておいてください。
・心房細動、ならびに心室性の期外収縮が頻発している状態では、機械の波形認識が上手くいかず検査はできません。



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