γ-セミノプロテイン, γ-Sm(γ-seminoprotein)


測定方法 : EIA法

外注会社 : SRL

基準範囲 : 4.0 ng/ml以下

臨床的意義
γ-セミノプロテイン(γ-Sm)は,前立腺腺上皮細胞と精漿にのみ存在する前立腺特異抗原で,分子量28,000〜29,000の糖蛋白である。γ-Smは粗面小胞体で蛋白合成され,ゴルジ装置にて糖が付加され,濃縮・貯蔵,分泌顆粒に梱包され腺腔内に放出される。γ-Smは,臓器特異性が高く,前立腺疾患の悪性,良性腫瘍マーカーとして有用である。近年,本物質はPSA(PA)と同一物質と考えられている。

異常値を示す疾患
高値疾患: 
前立腺癌・急性前立腺炎・前立腺肥大症

採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管

検体採取・測定条件

・前立腺触診や尿道膀胱鏡検査後は,24時間以上の間隔をおいて採血する。
・急性前立腺炎,急性尿閉塞,前立腺手術後などでも高値となる事がある。

生理的変動
・年齢により高値傾向を示すが,疾患の発症を意味するかどうか充分解明されていない。

関連項目

PAP
PA
ALP
TPA
ACP

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