小児神経科 独自HP

小児神経科とは

小児神経科は,小児のさまざまな神経疾患や障害の診療を行います。この重要性は他の先進国では広く認識されていますが,日本ではまだ専門科が少なく,中四国地方を始め広く各地から紹介を受けています。

医師のご紹介

医師
小児神経科長
小林 勝弘 教授
[小児てんかん,神経生理検査,脳波分析]

スタッフ

吉永 治美准教授[小児てんかん,重症心身障害,脳波分析]
秋山 倫之講師[神経生理検査,脳波分析,画像診断]
岡  牧郎講師[行動発達,小児てんかん]
遠藤 文香助教[小児てんかん,重症心身障害]
村上 暢子非常勤講師[発達健診]
荻野 竜也非常勤講師[行動発達]
西山 逸子客員研究員[小児てんかん]
井上 拓志客員研究員[小児てんかん,神経筋疾患]

※[ ]内は専門領域

外来診療医・曜日別診療領域
 月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
午前
9:00〜12:00
(小林・吉永) (秋山倫之・西山) (吉永・村上) (小林・秋山倫之・
井上)
(吉永・遠藤)
午後
(予約専門外来)
13:00〜17:00
脳波・誘発反応
(秋山倫之)
行動発達
(岡)
脳波・誘発反応
(秋山倫之)
脳波・誘発反応
(秋山倫之)
行動発達
(秋山麻里)
脳波・誘発反応
(遠藤)
行動発達
(岡)
脳波・誘発反応
(吉永・遠藤)

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診療体制

教授:小林勝弘
准教授:吉永治美
講師:秋山倫之,岡 牧郎,助教:遠藤文香

治療方針

様々な障害を持った小児の診療であるため,単に疾病の治療だけではなく,患者さんとそのご家族が抱える発達過程での多面的な問題を,紹介医や地域・学校との協力関係の中で解決・軽減するよう努めます。

得意分野

小児の神経疾患を広く網羅して主として内科的診療を行います。てんかん,特に難治てんかんの治療では国内でも有数の実績があります。発達障害・行動異常や脳性麻痺も重要な分野です。難治てんかんについては,脳神経外科と協力して外科治療をすすめています。

対象疾患

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診療内容

小児神経科は,欧米においては早くから専門分科とみなされていますが,先進国の中では例外的に,わが国では専門診療科の設立が遅れている現状で,小児神経学専門の診療科を有する大学病院は全国でも2カ所しかありません。そこで,毎日多くの小児神経疾患の患者さんが中国・四国地方を中心として西日本各地から紹介されて来院されています。
小児神経科外来では,てんかん及びその他のけいれん性疾患,脳性麻痺や知的障害,言語・学習障害などの発達障害,行動異常,自閉症,筋疾患,代謝及び変性疾患,脳血管障害など,小児神経疾患を対象に診療を行っています。初診,再来ともに月から金曜に毎日行っており,特殊外来としては,発達健診(水曜),学習障害外来・行動異常・自閉症外来(月・水・木曜)を行っています。発達健診は,一般の乳児健診で問題ありとされた小児について,継続的な観察や診察を行います。
診療は原則的には午前中ですが,学習障害や行動異常,自閉症などでは知能検査などを含む診察を行うため,通常の外来診療の中では対応しきれませんので,月・水・木曜午後に行動異常・自閉症・学習障害外来を予約制で開設し,一人一人に充分な時間をとって診察しています。
 また,小児神経疾患の中では,てんかんをはじめとしたけいれん性疾患が非常に多いのですが,その診断治療に迅速に対応できるように,脳波検査は月曜から金曜日の毎日行っています。そして検査後には,当日,検査直後に検査結果の説明と治療方針の説明を行っていますので,患者さんやご紹介くださる先生方に好評です。

外来受診のご注意

脳波検査は原則として予約制です。診察時に担当医が予約する他に,往復はがきでの予約も扱っております。初診の患者さんをご紹介くださった場合,なるべく当日に脳波検査ができるように努力しておりますが,当日検査不可能な場合には,やむをえず再来していただくことがあります。ご了承ください。小児神経科は未だ病床数が10床しかなく,常に患者さんが入院待機しておられます。緊急の場合は優先いたしますが,初診当日の入院は,まず不可能であることを御理解いただければ幸いです。

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小児神経科における特別な医療

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主な検査と説明

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主な検査・医療設備

脳波検査

年間,約3000件の脳波検査を行っています。また,ビデオゲームてんかん,TVてんかんの診断に,特殊光刺激検査も可能です。睡眠障害の診断のために終夜睡眠ポリグラフィーも行います。

脳波ビデオ同時解析検査

入院患者さんでは発作型の診断,非てんかん性発作現象の診断のために,脳波,筋電図とともに同時にビデオを記録しながらの検査を行っています。

神経生理学的検査

聴性脳幹反応 (ABR),視覚誘発電位 (VEP),体性感覚誘発電位 (SEP, SSEP), 事象関連電位 (P300) の他,末梢神経疾患患者の診断に神経伝導検査も行っています。

脳波分析

デジタル脳波計を利用した精密な脳波記録により,最新の二次元脳電図 (EEG topography) や双極子分析 (dipole分析) でてんかん焦点の非侵襲的診断を行います。

各種代謝,遺伝子検査

代謝病に関しては,アミノ酸分析など院内で可能な代謝検査の他,各地の研究機関と提携して遺伝子診断などが可能です。

知能検査

一般的な知能検査,言語発達検査の他,言語・学習障害の病態把握のための専門的な心理・教育アセスメントバッテリー (K-ABC),言語学習能力診断検査(ITPA),その他の高次脳機能検査も行っています。

各種画像診断

MRI, CT の他,入院患者さんではSPECT(発作時を含む),MRスペクトロスコピーを行います。PET検査も可能になりました。

てんかん外科手術のための術前評価

頭皮上脳波と頭蓋内電極による発作時脳波検査,神経心理学的評価,機能的MRIによる言語優位半球の決定などを行っています。

写真

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