産科婦人科 独自HP

母体血を用いた新しい出生前遺伝学検査(NIPT)についてのお知らせ

2013年7月8日
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科学教室

平成25年7月11日より,NIPTは臨床研究として以下のように開始しています。
NIPTは希望すれば誰でも受けられる検査ではありません。条件を満たす方のみが臨床研究に参加する形で,受検できます(下記の「臨床研究の対象となる妊婦さん」をご覧ください)。この検査は検査前に遺伝カウンセリングを受けて頂き,検査につき十分理解して頂いた上で行います。研究参加者を希望される妊婦さんは,以下を参考にして遺伝カウンセリング外来を予約して下さい。
NIPTは妊婦さんの血液を20cc採取し,血液中を浮遊しているDNA断片を分析する非確定的検査です。現在は13トリソミー,18トリソミー,21トリソミー(ダウン症候群)の3つの染色体の数的異常を対象としています。

予約方法
【当院で妊婦健診をしている妊婦さん】 【当院で妊婦健診をしていない妊婦さん】
遺伝カウンセリング外来について
当院でNIPTを受ける際は以下の事項をご確認ください
  1. 既に産婦人科を受診し,超音波検査により胎児心拍が確認され,出産予定日が決定されていること。
  2. 予約の時点で,妊娠週数が10週0日以上であり,かつ,1週間以内に胎児心拍が確認されていること。
  3. 遺伝カウンセリング外来を受診する時点で,妊娠週数が16週6日までであること。
  4. 単胎妊娠である。
  5. 検査前と結果説明の遺伝カウンセリング(最低2回の来院が必要)を必ずご夫婦で受けること。
  6. 研究の目的である複数回のアンケートに答える必要があることを理解していること。
  7. 分娩する施設からの妊娠および分娩経過の情報を当方に報告して頂くことを理解していること。
臨床研究の対象となる妊婦さん

胎児の染色体疾患(13トリソミー,18トリソミー,21トリソミー)についての検査希望があり,下記のいずれかの条件を満たす妊娠女性

  1. 以前の妊娠・分娩で児が13トリソミー,18トリソミー,21トリソミーであったことが確認されている。
  2. 出産予定日の年齢が35歳以上である。
    (ただし,凍結胚移植による妊娠の場合,採卵時の年齢が34歳2ヶ月以上である)。
  3. その他,胎児が染色体疾患のうち13トリソミー,18トリソミー,21トリソミーのいずれかに罹患している可能性を指摘された。
臨床研究の対象とならない妊婦さん
  1. 超音波検査で明らかな胎児の形態異常を認める(診断が確定される羊水検査,絨毛検査を推奨します)。
  2. 出産予定時年齢が35歳未満である。
  3. 両親のいずれかが転座などの染色体構造異常の保因者である。(羊水検査を推奨します。ただし13トリソミー,18トリソミー,21トリソミー染色体に関連する転座では本検査の対象になる場合があります)。
  4. 多胎妊娠である。
その他の注意事項
紹介をしていただく医療機関の先生へ

お手数をおかけいたしますが,研究の主旨をご理解いただきご協力お願い申し上げます。
検査希望の妊婦さんがあらかじめダウンロードした『FAX診療申込書』と『紹介状(診療情報提供書)』を持参していない場合は,以下をダウンロードしてご利用ください。
産科主治医の先生へ(PDF版)(平成28年4月更新)
FAX診療申込書(NIPT)
紹介状(診療情報提供書)母体血胎児染色体検査(NIPT)専用(PDF版)(平成28年4月更新)
研究に参加する前の自己チェックリスト(PDF版)(平成28年4月更新)

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