男女共同参画室

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おかやまサイエンス・トーク実施報告

平成25年度 第1回おかやまサイエンス・トーク (2013.7.12)

共 催 :学校法人作陽学園岡山県作陽高等学校・岡山大学

日 時 :平成25年7月12日(金)10:30~12:00

場 所 :学校法人作陽学園岡山県作陽高等学校

 平成25年度最初のおかやまサイエンス・トークは、7月12日、岡山県作陽高校で実施し、S特・特進1年生65名 および教員数名が参加しました。まず、大学院環境生命科学研究科・博士後期課程2年の則竹 史哉氏より「分子シミュレーションと鉱物」というタイトルで、発表がありました。地震や火山噴火などの自然災害の予測のためには、地殻に存在する物質について知る必要があると述べました。次に、岡山大学大学院資源生物科学研究所 特任助教の三谷 奈見季氏より「植物が秘める生き抜く力」というタイトルで、不良環境でも栽培可能な作物の作出に向けた基礎的研究に関する発表がありました。フリートーキングでは、参加した生徒から「研究者を志したきっかけはなんですか?」、「研究をしていて辛いことはありますか?」といった質問が挙げられ、熱心に研究紹介者の回答に聞きいっていました。



平成25年度 第2回おかやまサイエンス・トーク (2013.7.23)

共 催 :岡山県立矢掛高等学校・岡山大学

日 時 :平成25年7月23日(火)13:30~15:00

場 所 :岡山県立矢掛高等学校

 平成25年7月23日、岡山県立矢掛高等学校にておかやまサイエンス・トークを開催し、1年生~3年生までの生徒約70名 および教員数名が参加しました。まず、大学院環境生命科学研究科・博士後期課程2年の則竹 史哉氏より「液体構造を明らかにする武器-分子シミュレーション」というタイトルで、分子動力学シミュレーションを用いた物質の構造解析についての発表がありました。次に、岡山大学大学院環境生命科学研究科 特任助教の宮崎 祐子氏より「地球の環境変化と森林」というタイトルで植物の開花・結実の豊凶現象や豊凶の仕組みなどについての発表がありました。参加者からは、研究内容に関する質問に加え、「やりたいことを見つけるためにはどうしたらよいですか?」などの質問が挙げられ、研究紹介者との間で会話が弾みました。



平成25年度 第3回おかやまサイエンス・トーク (2013.8.29)

共 催 :ノートルダム清心学園清心女子高等学校・岡山大学

日 時 :平成25年8月29日(木)14:00~15:30

場 所 :ノートルダム清心学園清心女子高等学校

 平成25年8月29日、ノートルダム清心学園清心女子高等学校にておかやまサイエンス・トークを開催し、1年生~3年生までの生命科学コースの生徒64名 および教員数名が参加しました。まず、大学院医歯薬学総合研究科薬科学専攻 博士後期課程1 年の加藤 百合氏より「病気の原因を解明しよう ~体におけるトランスポーターの役割~」というタイトルで発表がありました。遺伝子の異常によって引き起こされる病気である「シアル酸蓄積症」に着目し、サラ病ではアスパラギン酸・グルタミン酸の輸送機能がなくなっていることや、ISSDではシアル酸輸送機能がなくなっていることなどを自身の研究結果より発表しました。次に、岡山大学大学院環境生命科学研究科 助教の門田 有希氏より「DNA 鑑定で何ができるの?-日本の農業、そして、私たちの食生活を守るために-」というタイトルで品種判定技術の開発に関する発表がありました。生物ゲノム中の活性化レトロトランスポゾンを利用することで、加工食品からでも原料品種を判定することができると述べ、食品の安全検査をより正確なものにしたいとの発表がありました。参加者からは、研究に関する具体的な質問が挙げられたほか、「新薬が開発されるまでにどのくらいの期間がかかりますか?」、「英語が苦手なのですが、良い勉強方法はありますか?」などの質問が挙げられました。



平成25年度 第4回おかやまサイエンス・トーク (2013.9.24)

共 催 :森教育学園岡山学芸館高等学校(清秀中学校を含む)・岡山大学

日 時 :平成25年9月24日(火)14:30~16:00

場 所 :岡山学芸館高等学校 (会場:国際ホール)

 平成25年9月24日、岡山学芸館高等学校にておかやまサイエンス・トークを開催し、1年生~3年生まで医進コースの生徒40名 および教員数名が参加しました。 まず、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)博士後期課程2年の原 規子氏より「将来の医療に繋がること」というタイトルで発表がありました。歯の発生やリモデリング、けがの治癒に関与するタンパク質であるCCNタンパク質ファミリーについての紹介があったほか、歯学部のカリキュラムについての詳しい説明もありました。また、自身の部活動での体験も交えて大学生活の楽しさを語りました。 次に、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬)特任助教の日浅 未来氏より「薬物トランスポーター ~よりよい医薬品の開発を目指して~」というタイトルでMATE型トランスポーターについての発表がありました。薬が効く仕組みや、副作用の原因について説明し、MATE型トランスポーターがどのような薬を認識し、輸送するのかを研究結果をもとに解説しました。 参加者からは、大学生活に関する具体的な質問が挙げられたほか、「タンパク質ファミリーはほかにもありますか?」、「マウスで実験した結果をどのようにして人間に応用しているのですか?」などの質問が挙げられ、高校生らは発表者の回答を熱心に聞き入っていました。



平成25年度 第5回おかやまサイエンス・トーク (2013.9.27)

共 催 :みつ朝日学園朝日塾中等教育学校・岡山大学

日 時 :平成25年9月27日(金)14:30~16:00

場 所 :朝日塾中等教育学校(会場:グリーンホール)

 平成25年9月27日、朝日塾中等教育学校にておかやまサイエンス・トークを開催し、1年生~2年生まで生徒約70名および教員数名が参加しました。まず、岡山大学大学院自然科学研究科(工)博士前期課程1年の吉川 舞氏より「身の回りの化学 〜フッ素のお話〜」というタイトルで発表がありました。フッ素の特殊な性質を利用した製品が身近に多く存在していることを紹介し、フッ素の性質から生まれる不思議な現象について説明しました。また、アミノ酸やマグネシウムを利用した実験の解説も行いました。次に、岡山大学大学院環境生命科学研究科(環) 特任助教の齋藤 光代氏より「陸-海境界域のサイエンス~目に見えない地下水がつなぐ陸と海~」というタイトルで発表がありました。陸の淡水の循環経路や、地盤沈下・物質輸送変化などの問題について触れ、今後は、埋め立てや護岸計画の見直し、揚水量の規制等が必要であることを述べ、締めくくりました。参加者からは、「化学が苦手なのですが、良い勉強方法はありますか?」、「地下水を守るために、僕たちにできることはありますか?」といった質問が挙げられました。



平成25年度 第6回おかやまサイエンス・トーク (2013.10.3)

共 催 :林野高等学校・岡山大学

日 時 :平成25年10月3日(木)13:35~15:05

場 所 :林野高等学校 (会場:体育館)

 平成25年10月3日、林野高等学校にておかやまサイエンス・トークを開催し、1年生の生徒約130名 および教員数名が参加しました。まず、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 博士後期課程1年の外川 奈津子氏より「血小板はどのようにしてATPを蓄積するのか?」というタイトルで発表がありました。血液凝固に働くATPに着目し、ATPの取り込みにはVNUTというトランスポーターが関与していることを解説しました。また、研究を通して、血液凝固の仕組みの解明、抗凝固薬の開発が期待できると述べました。次に、岡山大学大学院環境生命化学研究科(農) 特任助教の山本ゆき氏より「命が生まれるためのメカニズム」というタイトルで発表がありました。生物が長い進化の過程で築き上げた複雑で重要な生殖のメカニズムについて紹介し、催乳ホルモンであるプロラクチンと不妊の関係について解説しました。また、海外留学での体験談や自分で新しい発見をするおもしろさなどを語りました。参加者からは、「大学生活ではどんなことが楽しいですか?」、「世界で活躍するためにも英語の勉強は必要ですか?」といった質問が挙げられました。



平成25年度 第7回おかやまサイエンス・トーク (2013.10.11)

共 催 :岡山県立岡山一宮高等学校・岡山大学

日 時 :平成25年10月11日(金)13:00~14:30

場 所 :岡山県立岡山一宮高等学校 (会場:公孫樹会館研修室)

 平成25年10月11日、岡山県立岡山一宮高等学校にておかやまサイエンス・トークを開催し2年生理系および理数科女子生徒76名および教員数名が参加しました。まず、岡山大学大学院自然科学研究科 博士後期課程3年の森 俊彰氏より「ニュートリノとスーパーカミオカンデ」というタイトルで発表がありました。他の素粒子とのほとんど反応しないため、透過性が非常に高い『ニュートリノ』の説明とそれを観測する『スーパーカミオカンデ』という装置について説明されました。生徒からは、「ニュートリノの観測から何がわかりますか?」「スーパーカミオカンデは3種類のニュートリノを区別できますか?」といった質問がされました。次に、岡山大学大学院環境生命科学研究科(農) 特任助教の前田 恵氏より「生体防御と糖鎖」というタイトルで発表がありました。前田氏は、最初に、留学で9ヶ月滞在されたデンマークの紹介をされ、会場はなごやかな雰囲気になりました。研究紹介では、植物細胞における糖鎖の生理機能を探ることについて説明されました。糖の研究から花粉症やインフルエンザを軽減する薬が出来る可能性についても触れられました。生徒からは、「研究科では全員が留学をするのですか?」「抗インフルエンザ薬のタミフル(糖の一種シアル酸に似た構造を持つ)のように別の構造の糖もお薬に使えますか?」「植物の成長を糖鎖が促進することが分かったら、どんな方法でどのような事に役立てられますか?」といった質問が挙げられました。



平成25年度 第8回おかやまサイエンス・トーク (2013.10.18)

共 催 :岡山県立総社高等学校・岡山大学

日 時 :平成25年10月18日(金)14:00~15:30

場 所 :岡山県立総社高等学校 (会場:合併教室)

 平成25年10月18日、岡山県立総社高等学校にておかやまサイエンス・トークを開催し自然探求コース1、2年生および希望者の生徒約40名と教員数名が参加しました。まず、岡山大学大学院環境生命科学研究科博士前期課程2年の木下 秋氏より「森林の”うごき”をみてみよう ~20年前との比較からみえてくるもの~」というタイトルで発表がありました。日本は国土面積の2/3以上が森林であることに触れ、森林面積の11%を占める原生林についての研究を発表しました。特に、多くの公益的機能を有するブナ原生林の更新に着目し、どのような条件下で樹木の成長が起こるかを解説しました。次に、岡山大学大学院自然科学研究科(工)特任助教の増田 潤子氏より「iPS細胞を用いてがんを解明する」というタイトルで発表がありました。はじめに、自身が高校時代に進路について考えていたことや悩みについて触れ、大学生活で学んだことやアメリカでの研究生活について紹介しました。また、現在取り組んでいる研究ではさまざまな細胞に成長するiPS細胞に着目し、がん幹細胞を増殖させることに成功したと述べ、がんの治療に役立つ可能性があることを紹介しました。フリートーキングでは参加者から、「研究するにあたり、気をつけていることはありますか?」、「大学院を卒業した後は、どのような就職先があるのですか?」「工学、農学、理学部で学ぶ化学に違いはありますか?」といった質問が挙げられました。