男女共同参画室

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メンタリングに関するセミナー(H22.11.11)

第1回メンタリングに関するセミナー(H22.11.11)


男女共同参画室では11月11日、学外から2名の講師を招いて教職員を対象にメンタリングに関するセミナー「大学におけるメンター事業の現状と課題:女性研究者のニーズに応える」を開催しました。男女共同参画室では女性研究者を対象としたメンター制度の導入を検討中ですが、今回のセミナーはメンター制度の導入に向けて大学におけるメンター事業への理解を深めるために実施しました。
 セミナーでは、先ず田中真美氏(東北大学大学院医工学研究科教授)が、世界トップクラス女性研究者リーダーの養成を目的として東北大学で実施している全学女性教授から選ばれた沢柳フェローと部局メンターによる複数メンター制度について講演を行いました。
 次に、三宅恵子氏(岐阜大学男女共同参画推進室特任准教授)が以前勤務していた新潟大学におけるメンターによる女性研究者支援制度の立ち上げについて、制度設計・情報収集、制度周知・利用促進、およびメンター養成という3つの側面について紹介し、女性研究者に必要なサポートについてご自身の経験を踏まえて講演されました。
 講演に引き続き約30分間にわたって行われた質疑応答では、「女性教員だけがメンターとなるべきか」、「メンターとなるにはどの位の経験が必要か」といった率直な疑問が参加者から出され、参加者と講師の間でメンター事業導入の難しさについて活発な意見交換が行われました。
 今後男女共同参画室では、メンタリングに関するセミナーやメンター養成研修などを実施しながらメンター事業の整備の検討を積極的に進めていくことにしています。
セミナーの様子
セミナーの様子
田中真美氏 三宅恵子氏
 田中先生による発表
 (東北大学大学院工学研究科 教授)
 三宅先生による発表
 (岐阜大学男女共同参画推進室 特任准教授)



第2回メンタリングに関するセミナー「大学教員にとってのメンタリング実践」(H23.12.15)


 平成23年12月15日、名古屋大学より中井俊樹氏(高等教育研究センター准教授・男女共同参画室員)を講師に迎え、第2回メンタリングに関するセミナー「大学教員にとってのメンタリング実践」を開催しました。中井氏は、名古屋大学で実施されている教員メンタープログラムについて、プログラムの概要や実施の背景だけでなく、日頃のプログラムの運用や参加教員を対象として昨年行ったアンケートから分かったことについても講演しました。名古屋大学では、新任教員の主体性を重視する、大学の同僚性の文化を大切にする、理想的なメンターに出会うことは奇跡的であるという3点を前提として公式メンタリング・プログラムを整備しているそうです。
 講演の後に行われたパネル・ディスカッションでは、本学教員4名が、メンターあるいはメンティーとしてメンタリングにどう関わっているかについて自己紹介した後、これからの先輩教員の役割や、メンタリング・プログラムのあり方について議論しました。パネル・ディスカッションではフロアからも意見や質問が活発にありました。
 最後に、沖陽子男女共同参画室長が本質的な議論ができたとセミナーを評価し、閉会の挨拶を行いました。当日は、許南浩ダイバーシティ推進本部長(理事)も、ポスドク時代のドイツの大学での教授とのメンタリング関係について語られ、メンタリング関係における信頼感の重要性や中長期的な視点の必要性について意見を述べられました。
セミナーちらし
セミナーちらし
中井俊樹氏 パネルディスカッション
 中井俊樹氏によるご講演
 (名古屋大学高等教育研究センター准教授)
 パネルディスカッションの様子