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次世代育成支援室長ご挨拶

 次世代育成支援室は、岡山大学がより「子育て」をしやすい学校になるよう、環境を整えていくために設置されました。
 「ダイバーシティ」つまり「多様性」の高い職場では、様々な人が働くことになります。子育て中の男女も含まれます。子供は、世話をし、愛情を注ぐ人間を必要としているため、親は時間が拘束されます。急な発熱など突発事態もあるため、仕事の予定が立てづらくなります。労力も気力も体力も経済力も、相当必要です。
 これらを前提とした職場を作れるかどうかが、問われています。子供はやがて大きくなり、手を離れていきます。でも、それまでの間をどうするのか。能力を買われて本学の職員となった人たちが、いわば仕事と育児という二重の責務を抱えた状態にあっても、力を十分に発揮できる仕組みを持てるかどうか、ということです。
 子供にかかる手間を不可視化して、子供がいないかのごとくデザインされた職場システムでは、職業生活の継続か、あるいは育児かのどちらかが行き詰まってしまうでしょう。社会的課題となっている少子化対策は、職場環境を整えることなしには果たせないことです。平成15年7月に制定された「次世代育成支援対策推進法」では、職場にその環境を整備する責任があることを、明確に記しています。
 本学は規模の大きな事業体として、次世代育成という社会的責任を率先して果たすことが期待されています。これを自覚した最近の本学は、支援制度をかなり整えてきました。これがあったらいいのに、こうであってくれたらいいのに、という要望を、次々と形にしてきました。
 しかし制度があるだけでは十分ではありません。支援の「文化」を根付かせていくことが、次の目標です。育児をする人の育児のためのロスを、社会的に不可欠なコストとして受け入れ、積極的に支援するだけの風土を、作るということです。
 ワークライフバランスのための支援策が充実している職場では、個人とその家族の安心や幸福が高まるだけでありません。職場への評価や愛着心、働くことへのモチベーションが高くなったり、組織の柔軟性が高まるとも言われています。
そのため仕事の効率や質が上がったり、変化への対応性が増すことも期待できるようです。これは単なる福利厚生ではなく、個人と組織と社会にとって有益な面がある営みといえるでしょう。
 「制度を作り、うまく活用し、実際に働きやすい職場を作り上げていくこと」は、まだ道半ばの段階です。制度のデザインや環境の調整、広報活動など、次世代育成支援室ではそのための活動を続けていきますので、共に次世代育成文化の醸成に努めていければ幸いです。

次世代育成支援室長 写真
岡山大学ダイバーシティ推進本部次世代育成支援室長
寺澤 孝文