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男女共同参画国際シンポジウム 開催

 3月6日,岡山国際交流センターにおいて,「世界は今、そして未来は― 男女共同参画とワークライフバランス」と題し,岡山大学男女共同参画推進国際シンポジウムを開催しました。

 本学男女共同参画室は,平成21年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」の採択を受け,「学都・岡大発 女性研究者が育つ進化プラン」を実施しています。このシンポジウムは,同事業の一環として開催したもので,世界各国の現状や取り組みを知ることで、男女共同参画に対する意識を高めることを目的としており,田中副学長をはじめとする教職員,一般の方など約60名が参加しました。

 シンポジウムは,文部科学省科学技術・学術政策局 川端和明・基盤政策課長の本事業の経緯や現況,課題などについての基調講演で始まり,タイ国カセサート大学のPenporn氏から,タイの女性は男性とほぼ同率の修士,学位取得および就業状況にあること,また,京都女子大学のHicks氏から,カナダと日本の現状を比較しながら,家事・育児・介護を男性にも担ってもらうことが課題克服の1つのポイントとなるなど,海外の男女共同参画事情について報告がありました。

 続いて,佐藤洋平・独立行政法人農業環境技術研究所理事長から,女性研究者への具体的な支援システムや男性研究者との競争に負けない実力をつけるためのタスクなどが紹介され,本学医歯薬学総合研究科・金惠淑准教授が韓国の女性研究者支援の取り組みについて発表し、自身の体験も踏まえながら,出産経験のある女性研究者の任用・昇進には加点制度の導入が望まれるなど具体的な提案を行いました。

 パネルディスカッションでは,男女共同参画に関して活発な討議が行われ,会場は熱気に包まれました。Hicks氏が参加者に向かって,「このテーマは温暖化の問題と似ていて,面倒ではあるが、向き合い、取り組まないといけない問題。ともに頑張りましょう」と締めくくり,参加者一同はともに男女共同参画推進への意識を新たにしました。