(問) 当社の従業員Aは、交通事故に遭い、9月15日に死亡しました。そこで、Aの9月分の給与(支給日は毎月25日)と退職金をAの遺族に支払うことにしました。この死亡退職となったAの年末調整はどのように行なったらよいでしょうか
(答) 年末調整は、通常、その年の1月1日から12月31日までの間に支払いの確定した給与の総額を対象として行なうことになっています。しかし、年の中途で死亡した人は、その年の1月1日から死亡した時点までに支払いの確定している給与の総額を対象として年末調整を行ないます。この質問の場合は、本年1月1日からAさんの死亡した9月15日までの間に支払いの確定した給与の総額を対象に年末調整を行ないますが9月25日に支払われる給与は、その給与の額が生存中の期間に対応するものであるとしても、死亡後に支給期が到来するものですから、年末調整の対象から除かれます。なお、年末調整の対象から除かれた9月分の給与と退職金は、Aさんの遺族が相続により取得するものに該当しますので所得税は課されません。ただし、この9月分の給与や退職金の額は、相続税の課税価格計算に含めなければなりません。
          年末調整の対象となる人とその給与

年の中途で死亡退職した従業員に支払う給与の取扱

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