岡山大学形成外科

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血管奇形、血管腫

血管奇形(vascular malformation)と
血管腫(hemangioma)の違い

血管奇形は、先天的な血管形成の異常が原因です。生まれる前から存在し、成長とともに大きくなってきます。外傷、ホルモンの変化などのきっかけで大きくなることもあります。

 血管腫は、血管内皮細胞の異常な増殖が原因です。生まれた後に急に大きくなり、その後自然に縮小することがほとんどです。

 昔は厳密に分類されていなかったため、未だに混同されてしまうことも多く見られます。

血管奇形の分類

① 毛細血管奇形
     皮膚の毛細血管が拡張しているものです。
     「単純性血管腫」は、現在ではこれに分類されます。

 ② 静脈奇形
     血管がスポンジ状に拡張したものです。
     周囲の静脈拡張も伴います。
     「海綿状血管腫」は、現在ではこれに分類されます。

 ③ リンパ管奇形
     血液のかわりにリンパ液を含む血管奇形です。
     リンパ浮腫を合併することもあります。
     「リンパ管腫」は、現在ではこれに分類されます。

 ④ 動静脈奇形
     動脈と静脈が、毛細血管を介さずに異常なバイパス
     でつながったものです。

放射線科との連携

放射線科と協力して、治療にあたっております。
 形成外科と放射線科が合同で、定期的に血管腫カンファレンスを行い、治療方針を検討しております。
 硬化療法については、以下のリンク先をご参照ください。


岡山大学病院放射線科 
血管奇形・血管腫に対する硬化療法


血管腫・血管奇形カンファレンス 
 血管腫カンファレンスの様子
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