岡山大学形成外科

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マイクロサージャリー
マイクロサージャリー(顕微鏡下手術)を用いた研究を行うべく、
Microvascular Research Centerを設立しました。

Microvascular Research Center (MRC)
 岡山大学自然生命科学支援センター動物資源部門内に設立し、マイクロサージャリーの技術習得および基礎研究を行っています。

 特に、マイクロサージャリーのトレーニングを学生教育に導入しており、成果をあげています。
 手術経験の全くない医学部3年生であっても、1.5〜2ヶ月で直径1mmの血管を吻合できるようになっています。中にはラットの指や耳の再接着ができた学生もいます。これは、臨床医としてもかなり高い技術レベルに相当します。

 以下にトレーニングプログラムを記載します。形成外科に入局した医師もこのプログラムに沿って訓練を行っており、手術成績の向上に貢献しています。
 実際に切断指の再接着手術も成功率が90%を超えており、全国トップクラスの成績です。

 また、トレーニングプログラムの各ステージの動画も掲載します。訓練の参考として参照して頂ければ幸いです。
 
血管吻合
MRC内写真

最大4人が同時に手術できます。

マイクロサージャリ―

トレー二ングプログラムの動画(YouTube)

 


大学院での研究について

頭頸部癌広範切除後の形態と機能の再建法に関する研究
頭頸部領域における癌切除後の欠損に対してははさまざまな組織形態(皮弁、脂肪、筋肉、 神経、骨などを単独あるいは複合的に移植)による再建が求められる。特に、機能再建の 中心的役割を果たしているのが神経移植であり、われわれは「末梢神経の再生」を中心に 基礎研究を行っている。
「血管柄付き神経移植の基礎研究」
「神経血管付き筋肉移植の基礎研究」
「顔面神経麻痺に対する、動物モデルを用いた新しい再建術式の開発」
性同一性障害に関する研究
性同一性障害の外科治療の目的は体表面を本来の性の形態に回復することであり、陰茎 形成術、造膣術、尿道延長術、乳腺摘出術の臨床応用によりそれは可能となった。一方で 生殖臓器は摘出されるため生殖能力を失ってしまう。われわれは失われた生殖機能の再獲得を目的に、動物モデルを用いた生殖臓器移植に取り組んでいる。
リンパ浮腫の発生機序と治療法に関する研究
四肢リンパ浮腫は特発性に発生するものを除けばほとんどが癌切除後に発生する2次性リンパ浮腫である。しかし分子レベルにおける発生機序は解明されておらず、われわれはその発生機序の解明とそれにともなう新しい治療法の開発に取り組んでいる。
皮弁外科に関する研究
陰圧閉鎖療法は組織内の血流量増加、感染のコントロール、肉芽形成促進作用が認められており、創傷治癒領域における新しい治療法として注目されている。われわれは本法を用いた新しい皮弁移植術の開発に取り組んでいる。


補助金の交付を受けた研究


文部科学省科学研究費補助金


【2011年度】
  新開発した自己集合性ペプチドゲルの創傷治癒における有効性   若手研究(B)
     小松 星児 (代表)

  ラット静脈角の生理学を利用した新たなリンパ管静脈吻合術の開発  若手研究(B)
     山口 憲昭 (代表)


【2010年度】
  過酸化水素法による小動物のリンパ系のマクロ解剖とリンパ管変性と再生のメカニズム  基盤研究(C)
     木股 敬裕 (代表)

  異性間における生殖臓器移植と生殖細胞導入の解析  基盤研究(C)
     難波 祐三郎 (代表)


【2009年度】
  ガラス化法によるヒト皮膚の凍結保存および常温乾燥保存  若手研究(B)
     徳山 英二郎 (代表)

  マイクロサージェリーを駆使した新しい中枢神経軸索再生法の確立と分子生物学的評価  基盤研究(C)
     木股 敬裕 (分担)


【2008年度】
  三叉神経運動枝による顔面神経麻痺の新しい治療法の開発  基盤研究(C)
     木股 敬裕 (代表)
     山田 潔   (分担)

  血管付き神経移植による視神経再生促進作用の解析  基盤研究(C)
     木股 敬裕 (分担)


【2005年度】
  血管吻合を行わない薄い遊離皮弁に陰圧閉鎖療法を組み合わせた治療法の研究  萌芽研究
     木股 敬裕   (代表)
     難波 祐三郎  (分担)


【2002年度】
  同種移植におけるサプレッサー細胞の誘導  基盤研究(C)
     難波 祐三郎 (代表)



厚生労働省科学研究費補助金 (疾病・障害対策研究分野 がん臨床研究)

【2004〜2005年度】
  上顎・頭蓋底がんの切除と再建手術の標準化に関する研究     
     木股 敬裕 (分担)

【2008〜2009年度】
  生存率とQOLの向上を目指したがん切除後の形成再建手技の標準化
     木股 敬裕 (分担)

(財)岡山医学振興会助成

【第10回】
  マイクロサージャリーを用いた、血管柄付き神経移植による視神経再生
     木股 敬裕 (代表)


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