岡山大学形成外科

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マイクロサージャリ―

岡山大学形成外科では、マイクロサージャリー(顕微鏡下手術)をテーマとしております。

マイクロサージャリーは、顕微鏡を用いて行う特殊な手術のことです。
この手術によって、様々な組織(皮膚、脂肪、筋肉、骨など)を移植することが可能となりました。
従来では治療が困難であった症例においても、その威力を発揮しています。

乳がんによって無くなった乳房を、お腹の脂肪で再建する。
直径0.5mmのリンパ管をつなげ、足や手のむくみを改善させる。
事故で切断された指をつなげる。

このような事が可能となるのです。


特に重点を置いている分野については、以下にご説明しております。
それぞれの詳細については「
臨床」の項も併せてご覧下さい。

 手術件数(平成20年度)

 合計          597件

  熱傷、瘢痕拘縮    92件
  四肢再建        83件
  リンパ浮腫       70件
  性別適合手術     60件
  頭頸部がん再建    50件
  乳房再建        37件
  顔面神経麻痺     33件
  顔面骨折        17件


頭頸部がんの再建
   頭頸部がん(舌がん、歯肉がん、咽頭がん、喉頭がん、上顎がんなど)の再建を行っております。
  木股教授は国立がんセンターで数多くの再建を手がけており、この分野では日本の第一人者です。
  術後のQOL(食事、会話、外観など)を大事にした再建を行っております。また、入院期間や安静期間の短縮にも重点を置いております。

乳がんの再建
  
2008年に乳腺外科と合同で、乳がん治療・再建センターを設立いたしました。これは国立大学では初の試みです。  
  症例数は飛躍的に増加し、昨年度は約50例の再建を行いました。
  即時再建のみならず、二次再建にも積極的に取り組んでおります。
  自家組織による再建を主に行っておりますが、2009年4月からインプラント(人工物)による再建も開始いたします。
  (詳細については乳がん治療・再建センターのページもご覧下さい)

顔面神経麻痺の再建
  
顔面神経麻痺を起こすと、顔面の動きが悪くなります。見た目だけでなく、食事がしづらくなるなど日常生活に大きな支障をきたします。
  血管柄つき筋肉移植などを用いた再建を行っております。
  三叉神経や舌下神経などを利用し、より自然な表情が出せるよう配慮しております。

リンパ浮腫 
  
子宮がん、乳がん、前立腺がんなどの治療後に、足や手がむくんでくることがあります。これがリンパ浮腫です。
  従来は治療が困難でしたが、手術(リンパ管静脈吻合術)により約8割の方が改善します。
  当院では
リンパ管蛍光造影法という最新の技術を用い、より確実な結果を出せるようになりました。

性別適合手術
  
性同一性障害に対する性別適合手術は、難波准教授を中心として取り組んでおります。
  日本の大学病院では埼玉医科大学に次いで開始いたしました。
  手術が可能な国内の施設は未だ限られており、西日本において治療の中核を担っております。

  
切断指の再接着
   年間約50例の再接着を行っており、中四国ではトップの治療成績をあげております。
  血管吻合が困難な指尖部の再接着にも積極的に取り組んでおり、生着率は90%以上です。
  手の外科を専門とする長谷川講師を中心として、取り組んでおります。

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