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ケント大学(イギリス)との交流

2014年度ケント大学留学プログラム体験報告

「2014年度ケント大学留学プログラム体験報告」については下記リンクよりご覧いただけます。

2013年度ケント大学留学プログラム体験報告

「2013年度ケント大学留学プログラム体験報告」については下記リンクよりご覧いただけます。

ケント大学体験記(大村唯子)

はじめに

2011年5月から約1年間、イギリスケント大学政治・国際関係学部へ交換留学生として派遣されていました、大村唯子といいます。振り返ってみれば、いろいろあったなあ…と今しみじみとこの文章を書きながら感じています。私の留学の目的は、厳しい環境で自分を成長させたかったこと、そして講義で興味を持った国際政治、とくにEUの政治について深く学びたいと考えたからです。少しではありますが、私のイギリス奮闘記についてお話させて頂きたいと思います。

Pre-sessional Course

到着後、はじめの19週間は、アジア、中東といった国の人たちと、イギリス流のエッセイの書き方といった基本的な技術を学びました。イギリスの大学における学習システムは日本とは大幅に違っています。特に文献の選び方やレポートへの引用の仕方に関してここでは詳しく教えて頂きました。ここで基礎的な知識を学べたおかげで、戸惑うことなく学部の授業に入ることが出来たと思います。午後にはウェルカムパーティーを企画するProjectという授業があり、アンケートを作成し大学のあちこちに聞きに行ったり、施設に交渉をしに行ったりと実践的な英語を学ぶことが出来ました。

寮生活

私はフランス、ロシア、アメリカ、イタリアといった国の人々と寮で一緒に生活していました。日本ではずっと実家暮らしであったため、寮生活に不安を感じていましたが、素敵なハウスメイト達に囲まれ、最高の寮生活を過ごすことが出来ました。それぞれの国の料理をふるまったり、一緒にバーに行ったり、バースデーパーティーをしたりと、家族のような関係性を築くことが出来たと思っています。政治の話から、好きな音楽の話まで何でも話せて、笑顔

学部の講義

9月から、本格的に政治・国際関係学部の授業が始まりました。秋ターム・春タームでそれぞれ4つの講義を受講しました。日本と違うのが、全ての授業にセミナーがあるという点です。少人数で行われるセミナーで、講義の内容を確認したり、そこから派生した議論について論じたりしました。私が留学した時期は、アラブの春、そして欧州危機が特に問題となっていた時期でした。それらの問題について様々な国の学生と議論を交わせたことは本当に貴重な経験であったと感じています。私が講義を受講していて特に感じたのが、海外の学生の意識の高さです。授業中寝ている生徒はいませんし、皆予習をきちんと行っています。だからといって、勉強だけ!というわけではなく、フライデーナイトの盛り上がりは日本のそれとは比較できません。こうしたきちんとメリハリをつけられる点には非常に感銘を覚えました。

キャンパスライフ

私のキャンパスライフを語る上で欠かせないのがソサエティーです。これは日本でいうサークルのようなもので、ケント大学には様々なソサエティーが存在します。私が所属していたのが「ジャパンソサエティ―」と「ティーソサエティ」です。ジャパンソサエティ―では、日本文化を体験したり(私はイギリスで生まれて初めて和太鼓を叩きました)、皆で飲みに行ったりすることを通じて、沢山の友人を作ることが出来ました。週1回のこの活動は、勉強の息抜きとして最高でした ティーソサエティでは、毎週異なったフレーバーの紅茶を飲んで、イベントごとにアフターヌーンティーに出かけ、優雅な日々を過ごしました。留学を機に私はすっかり紅茶派です。

おわりに

新しい環境に身を置くと、困難に多数見舞われます。しかしそれは同時に、自分自身を成長させる機会が無限にあるということでもあると思います。私自身、炊事洗濯から政治の授業まで様々な場面で壁にぶつかってきました。その度に周りの人々に支えられ、苦難を乗り越えることが出来ました。この一年間は本当に密度の濃い日々でした。大学生活の1年間をカンタベリーで過ごし、そこで多くの素敵な友達に恵まれたことを心から嬉しく思います。こうした機会を与えて下さった先生方や教務の方々、そしていつも私を支えてくれる家族に感謝しています。

2009年 国際交流協定締結

岡山大学法学部とケント大学政治国際関係学部は、平成21年に交流協定を締結致しました。これに基づき、「金光奨学金」による学生の交換留学制度を開始することになりました。

2010年4月に、ケント大学から学生1名を受入れました。2011年4月より岡山大学法学部から2名の学生を派遣する予定です。