会長挨拶

 

同窓の諸先生におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。


平成28年度は、国立大学の岡山大学が平成16年に法人化して12年を経過し、この4月から第三期に入るという節目に当たります。

第一期の6年間は、旧来の国立大学の制度の多くを引きずりながら、法人としての第一歩を踏み出した時期でした。

そして、第二期は、国立大学法人らしさを求められ、ガバナンスとコンプライアンスが強調されました。

第三期からは、国立大学は3つのカテゴリーに区別され、岡山大学は「世界に伍する大学」としての道を歩もうとしています。


平成28年2月6日には、三朝医療センターの閉院式が三朝で行われました。

昭和14年に三朝温泉療養所として開設されて以来、地域医療への貢献と温泉を活用した診療活動に多くの足跡を残してきましたが、

取り巻く環境の変化により閉院せざるを得なくなりました。

今後は、三朝地域医療支援寄付講座を中心とした活動に引き継がれることとなりました。


医学部医学科では、6月に医学教育分野別認証評価を受審しました。

この認証評価は、日本医学教育評価機構が実施する国際基準による認証評価です。

この認証評価を受けて国際的な基準に適っているというお墨付きを得ると同時に、自己点検評価を十分に行って

より良い医学教育を展開していく足掛かりとしていくものです。

この点検には、卒業者に関する調査など、学内にいる者だけではできない事項もあり、同窓の先生方の多大なご協力をいただきましたことを

ここに改めて御礼申し上げます。


岡山大学医学部創立150周年記念事業に関しては、皆様の多大なご支援の中、歩みを進めているところです。

一般市民の方々からのご厚志ご支援も、150周年記念事業後援会の活動を中心に進められております。

記念事業におきまして注力するところは

1)人材育成・教育事業による世界で活躍する医療人の育成

2)患者さんとご家族が安心して治療を受けられるためのFloor150開設

3)旧生化学棟内部の改修

4)ひらかれた岡山大学医学部としての新たな連携関係の構築などがあげられています。

今後とも、皆様の多大なるご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


末筆ながら、同窓各位の益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

 

 

平成28年8月  


鶴翔会会長 (医学部長)


大塚愛二