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ME機器センター Department of Medical Engineering Center 岡山大学病院
 

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岡山ME発信 電子ジャーナル ME機器センターだより

業務内容
 
機器管理業務・保守点検業務

■ME機器センター

ME機器センターでは、保守点検業務と機器管理業務を行っています。
保守点検業務は、貸出先からME機器センターに返却された機器をマニュアルに従って点検をする業務のことです。点検は、使用後点検(1患者1使用の原則)、定期点検(2回/年)、依頼点検、修理点検に分類されます。点検の流れは、清掃→消毒→機能点検(警報・センサー類)→修理(破損・故障が見つかった場合)→評価(再度機能点検・流量精度など)→点検済みシール→保管庫となっています。点検用の道具も充実しており、オシロスコープやデジタルボルトメーターなどの測定器、IDA-2といった流量の経時変化をみる機器などを使用して、点検や修理を行っています。保守点検を担当する技士は、各メーカーの技術講習会を積極的に受講して、技術と知識を維持しています。

点検用道具類点検済み機器の保管庫作業室

機器管理業務は、各部署共有可能な機器(約2500台)を中央管理して、ME機器の効率的な使用をめざす業務のことです。機器の貸出と返却は、独自のデータベースとバーコードリーダーで行っています。貸出数と返却数は、共に年間30,000台となっており、今後も増える見込みです。ME機器センターは、高額な機器を多数扱っていますので、入り口ドアは常に施錠されています。職員やメッセンジャーは、ICカードを使って入ります。休日・夜間については、貸出用機器に仮伝票を貼っているので、機器が必要な人は仮伝票に簡単に記入するだけで、24時間いつでも機器を持ち出すことが可能となっています。

受付用パソコンバーコード
24時間貸出機器@24時間貸出機器A

血液ガス分析装置は、院内に10台配置しています。稼動中点検(3回/日)や保守(随時)により、常に測定可能な状態になっています。特に、手術室・ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・NICU・PICU・小児内科病棟・救急部の装置は、LAN(ラジアンス)で接続されており、機器の状態がME機器センターからモニタできるようになっているため、機器のトラブル時には迅速な対応が可能となっています。

ラジアンス

■医療機器管理室

医療機器管理室は、医療機器の安全使用を確保するため、医療機器に関する研修の開催、保守管理状況の把握と管理運用、情報収集を行なっている。


■小児内科病棟

小児科病棟では、血液ガス分析装置の保守点検業務を行っています。血液ガス分析装置は、稼動中点検(3回/日)と消耗品交換(随時)などを行っています。


■物流センター滅菌材料部門

毎日、物流センター滅菌材料部門からME機器センターへ、洗浄済みの人工呼吸器回路とバックバルブマスクが送られてきます。人工呼吸器回路は、組立後、滅菌用袋に入れます。バックバルブマスクは、組立後、マニュアルに従って機能試験を行います。


■麻酔科蘇生科

PCA(Patient-controlled analgesia:自己調節鎮痛法)装置の管理を行っています。装置の流れは、麻酔科蘇生科→術後患者orペインサービスor無痛分娩→病棟→ME機器センター→麻酔科蘇生科となっています。PCA装置は、単三電池2本を使用しますが、通常のアルカリ電池だと非常に多くの費用と使用後電池の山になってしまうので、ニッケル水素の充電池を使用しています。PCA装置がME機器センターに返却される度に、充電を繰り返しています。ME機器センターでは、PCA装置の使用後点検、依頼点検を行っています。

 

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