―時代が求める医師の育成と質の高い研究―

 腎・免疫・内分泌代謝内科学は、若さとチャレンジ精神で、将来に大きく飛躍しようという熱意と意欲 にあふれた医局です。スタッフの平均年齢は41歳と若く、「古い慣習に捕われ ず、若い人の創意を取りあげ、独創的で自由な雰囲気で楽しく臨床・研究に取り組ん で行こう」を、教室のモットーとしています。
 腎・免疫・内分泌代謝内科学の主な専門領域は、糖尿病・高脂血症、腎疾患、リウマチ・膠原病、内分 泌疾患、高血圧で、生活習慣病(成人病)、難病を含む慢性疾患を対象としています。 いずれの疾患も多臓器のわたる診療能力が必要とされるため、general physician (一般内科医)としての十分な能力の上に専門医としての知識、技術を身につけると いう方針のもとに、医局員は常に内科全般に目をむけて研鑽に励んでいます。
 医師過剰が近い将来の重要な医療行政上の問題として厚生省から提起されています が、一方で将来の疾患構成を考慮した場合に特定の疾患の専門医が欠乏することも指 摘されています。腎・免疫・内分泌代謝内科学の専門分野である生活習慣病、腎臓病、リウマチ・膠原病 などは、そのような専門医の需要が高いと予測されている内科分野であり、学会から は中国・四国地方における専門医の主要育成機関としての役割を担うように強く期待 されています。 しかしながら、 私達の教室では研究、臨床の両面でまだまだマンパ ワーが不足しており、ぜひ意欲のある学生に多数の方に入局していただき、臨床医あ るいは研究者として大きく育ってもらえればと考えています。
 そのためには、優れた若い内科医の育成が教室の発展の最重要課題と考え、教授を 中心として入局後の初期臨床研修病院の充実に努めてきました。2−3年間で一人前 の内科臨床医となれるようにカリキュラムを組み、広汎な内科臨床の知識と技術の習 得が可能になっています。しかし、この研修カリキュラムはあくまで原則と考え、個 人の事情に応じて柔軟に対応したいと考えています。例えば、臨床初期研修において 興味を持った臨床分野での国内の先端病院での研修も希望があれば援助したいと考え ています。要は、入局した一人一人が有意義で充実した研修を行うことが大切である と考えています。
 大学病院での臨床では、腎疾患、膠原病に対する多くの先端的な治療法の確立に取 り組んでいます。一方で、近年患者数の激大とともに社会問題となりつつある糖尿病 には、医師とコメディカルの参加した多角的な糖尿病診療チームを作り、患者の治療にあたっています。従って、大学では専門領域の最新の臨床知識の習得と治療体系の体験が可能です。その結果として、腎・免疫・内分泌代謝内科学では多くの認定医、専門医を輩出し、多 くの者が総合病院で活躍しています。
 研究に関しては臨床的研究もさることながら、基礎的な分野でも分子生物学的技術 を駆使した先進的な研究を行っています。国内外の研究室との共同研究も活発に行われており、質の高い国際的雑誌に多くの論文が掲載されていることはよく知られています。また、新しい知識に触れるため、共同研究のため常時5−6名が米国・英国などに海外留学しています。
 我が国は世界に類をみない超高齢化社会を迎えようとしており、生活習慣病(成人病)や難治性疾患の分野の専門医の育成が急務となっています。中国・四国地方では、 特にこうした専門医が不足しており、若い皆さんの力を必要としています。

入局に関するお問合せは腎・免疫・内分泌代謝内科学 医局長までお願いします。

<連絡先>
 岡山大学医学部附属病院腎・免疫・内分泌代謝内科学
 〒700-8558 岡山市鹿田町2-5-1
  TEL.086-235-7235
  FAX.086-222-5214
  E-mail.sannai@cc.okayama-u.ac.jp