文部科学省平成24年度基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成採択

グローバルな医学教育認証に対応した診療参加型臨床実習の充実

文部科学省支援事業

 

脱ガラパゴス!ー医学教育リノベーションー

脱ガラパゴス!とは

日本の医療レベルは世界でトップクラスです。医学教育についても、近年様々な改革が取り組まれ、着実にそのレベルは上がっています。しかし、独自路線で発展してきたため、日本の医学部で国際認証評価を満たした大学はありません。先進国で国際認証を受けた大学が存在しないのは、実は「日本だけ」なのです。

 今後は、これまでの改革を継承しつつ世界基準を満たした教育改革を実行する必要があります。岡山大学では、高い臨床能力を有した医師を養成し、国際認証評価に対応した臨床実習を中心とする医学教育改革に取り組みます。

国際的医科大学評価基準の意義

国際的基準に基づく医科大学教育の標準化

国際間での教育水準の比較

医科大学卒業英評価の国際指標

医科大学の国際的信頼

医科大学卒業生の国際的信頼・質保証

医学教育の質保証国際組織

World Federation for Medical Education (WFME)

創立 1972年

目的 世界の医師教育の向上

本部 コペンハーゲン大学(デンマーク)

組織 メンバーは地区部会の代表

今、求められるもの

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医療の高度化・複雑化・多様化が進むなか、医師に対しては、プライマリケアから高度専門医療、救急医療、終末期医療など多様な疾患に関する知識・技能の修得や、患者・家族との対話を通じた良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力の向上等が求められています。しかし、日本の医学生の臨床実習は、内容が見学にとどまるものが多いなどの問題もあり、診療参加型の臨床実習(クリニカル・クラークシップ)の更なる充実が必要であることが指摘されています。また、諸外国に比べ実習期間が短く、診療参加型の度合いが低いとの指摘もあります。

 本事業では、新たな診療参加型臨床実習モデルの構築を行う優れた取組等を支援します。これにより、社会から求められる十分な知識・技能・態度を備えた高い臨床能力を有する優れた医師を養成します。(文科省募集要項より抜粋)

岡山大学の考え

本補助事業の全体の目的は、診療参加型臨床実習を積極推進し、高い臨床能力を有した全人的医療人を養成し、グローバル認証に対応した日本の医学教育スタンダードをつくることにあります。日本は世界トップレベルの医療先進国ですが、医学教育に特化した分野別評価制度は未だ導入されておらず、本邦にはグローバル認証を受けた医学部は存在しません。日本は、グローバル認証に対応していない唯一の先進国なのです。グローバルに活躍できる教育基盤を形成し、かつ、日本の医療レベルをさらに向上させるためには、国際質保証に対応した医学教育を展開する必要があります。本事業により実習期間を確保し、学生・教員の評価を通して質の担保された診療参加型臨床実習を実現します。卒後臨床研修センター、医療人キャリアセンターと連携してシームレスな医学教育を行ないます。本事業によって育成される医師は高い臨床能力と人間性を備え、グローバルに活躍する人材になると確信しています。(MERCセンター長 松川昭博)

脱ガラパゴス