骨塩量測定 | 放射線室 | 岡山大学病院 三朝医療センター 温泉療法、プール療法、泥治療を用いた肺気腫・リウマチの治療

骨塩量測定に関するご案内


骨塩量測定

手首の骨塩量測定(1階20番の部屋)

ここでは、当院で行われている、手首(橈骨先端)の骨密度の測定について簡単にご紹介します。この骨塩量測定法は「pQCT法」と呼ばれています。

骨の組織は皮質骨と海綿骨に分けられます。前腕の橈骨先端は、海綿骨の割合が比較的大きい部分であり、また Colles骨折とよばれる骨折の起こりやすい部位でもあります。

海綿骨を選択的に直接測定できる検査はCTを用いた方法に限られますが、この検査では、手首専用の CT 装置を使用し、この橈骨先端部位の皮質骨と海綿骨の骨密度を別々に測定しています。

下の写真は、左が測定結果の一部で、右が測定風景です。

左:測定結果 右:測定風景

図の左に、横2列、上下3段にグラフがありますが、上の段が、骨密度の変化の少ない方、中段が骨密度の減少が見られる方、下段が減少の急激な方のグラフです。

右列が海綿骨のみの部分の骨密度の変化を表したグラフです。

この検査で主に次のことがわかります。

  • 同年代の方の平均との比較
  • 骨塩量の高い時期の平均との比較
  • 骨塩量の変化の速さや、薬の効果

また、皮質骨の割合が多い、やや肘に近い部分をもう一ヶ所測定しています。最低でも15分は椅子に座ってじっとしていただかなくてはならないのが難点ですが、よろしくお願いします。