鉱泥療法 | 岡山大学病院 三朝医療センター 温泉療法、プール療法、泥治療を用いた肺気腫・リウマチの治療

鉱泥療法について


鉱泥療法

部分泥浴の効用

部分泥浴手足の筋肉痛、関節痛、シビレ、冷え症に対して古来より温泉の効用が知られています。

痛みのもととなる手足の筋肉などにたまった体の中の疼痛誘発物質(ブラディキニン)や老廃物(乳酸)が、温泉による温熱効果による血流増加により痛みのあるところから洗い流されることにより効果を発揮します。

また、血流増加は末梢神経障害によるシビレ感の軽減、冷え症にも有効です。

部分泥浴は温泉の全身浴と比較して、部分的な温熱療法のため、全身の体温上昇を引き起こしにくく、湯あたりなどの熱中症を最小限に抑制することが出来ます。

その結果、比較的長時間の治療が可能となり、患部の温熱効果が最大限に引き出されます。

また、部分泥浴は水道水と異なり三朝温泉の泥に含まれるミネラルの成分が温泉にとけることにより、直接患部に働くとともに、滲透圧が水道水と比較してより血液に近くなることにより皮膚や神経に対する刺激が軽減されます。

このことより、部分泥浴は水道水より治療に適しています。
一般に市販されている入浴剤の多くはこの様に滲透圧を血液に近づけることにより得られる効果を家庭で利用可能にした品と言えるかも知れません。

岡山大学三朝医療センターで行っている部分泥浴は具体的には、1日に1回、45℃から48℃の泥浴に、10分間手足の患部を浸けます。

尚、毎日、加熱殺菌を行い、毎週 泥を取り替えることにより衛生面でも配慮されています。

 

鉱泥湿布の効用

鉱泥療法腰痛、五十肩、股関節痛、膝関節痛、関節リウマチなどの疼痛疾患に対してに対して古来より温泉の効用が知られています。

関節周囲、筋肉などにたまった痛みのもととなる疼痛誘発物質(ブラディキニン)や老廃物(乳酸)が、温泉による温熱効果による血流増加により痛みのあるところから洗い流されることにより効果を発揮します。また、気管支喘息などの呼吸器疾患にも有効です。

鉱泥湿布は温泉の全身浴と比較して、部分的な温熱療法のため、全身の体温上昇を引き起こしにくく、湯あたりなどの熱中症を最小限に抑制することが出来ます。その結果、比較的長時間の治療が可能となり、患部の温熱効果が最大限に引き出されます。また、湿熱のため比較的熱量が多く効果が持続します。

一般に市販されているホットパップは部分的な温熱療法の効果を家庭で利用可能にした品と言えるかも知れません。

岡山大学三朝医療センターで行っている鉱泥湿布は具体的には、1日に1回、95℃に暖めた三朝温泉の泥をタオルでくるみ、30分間患部を暖めます。