病理学」は教育の中では基礎医学の中に位置づけられているせいか、病理の医者、というと基礎医学者というイメージがありませんか?病理部に所属している医師は患者様から切除、採取された組織や細胞を顕微鏡で見て、診断を下しています。私たちの診断ひとつで治療方針が大きく変わってしまうことも多く、病理診断は重要な医療行為であり、病理診断医は臨床医であるといえます。

 今まで病理診断を行うのは「病理部」であり、病院の看板には「診療科」として名前が出ない、いわば日陰の存在でしたが、2008年4月の医療法の改正により、正式に「病理診断科」を標榜できることになりました。これは現場で病理診断に携わってきた病理医にとっての長年にわたる悲願でした。岡大病院では、全国の国立大学病院の中では最初に診療科として「病理診断科」が発足しました。患者様と直接向き合う機会は少ないですが、標榜化をきっかけに、これからも診療科として患者様のためにより質の高い病理診断を遂行していく所存です。臨床医としての病理医の道を選んでくれる学生、研修医が増えることを期待しています。

病理解剖に関して
手引きに関しては解剖 手引き.docよりダウンロードしてください。Welcome_files/%E8%A7%A3%E5%89%96%20%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D2016%20ver1.0.docWelcome_files/%E8%A7%A3%E5%89%96%20%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D2016%20ver1.0_1.docshapeimage_1_link_0

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岡山大学病院 病理診断科

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