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ハラスメントのないキャンパスにするために ■    ■    ■    ■    ■    ■



 岡山大学では,平成16年度よりセクシュアル・ハラスメントのみではなく,アカデミック・ハラスメント,パワー・ハラスメント,ジェンダー・ハラスメント,及びその他のハラスメントを防止するための委員会を発足させました。これまでは,相手が望まない性的な意味合いを持つ言動を相手に強いるセクシュアル・ハラスメントに限定して防止につとめてきました。しかし,今,私たちは,就学の場で「指導」,「教育」または「研究」の名を借りて嫌がらせや差別をして相手の人格を傷つけるアカデミック・ハラスメント,職務上の地位・権力又は職務に関する専門的知識,集団のパワー等を利用したいじめ,嫌がらせを行うパワー・ハラスメント,固定的な性別役割意識に基づいて差別をしたり,女性または男性という理由のみで能力の評価を行なうジェンダー・ハラスメント,その他のすべてのハラスメントをなくしていきたいと願っています。

 大学内において現実に起きているセクシュアル・ハラスメントはしばしばアカデミック・ハラスメントや,女性の役割についての固定的な意識と結びつき,切り離して考えることができないものです。したがって,岡山大学がハラスメントをより広い背景においてとらえる姿勢を提示したことは,きわめて重要な意味を持っています。

 ハラスメントの根底には,女性,学生,留学生などの大学内においてより弱い立場にある人々を対等の人格として尊重せず,劣った存在とみなす意識が流れています。岡山大学のすべての構成員は,教職員も,また学生も,男女の人間としての平等と個人の尊厳性を深く認識したいものです。学問の府としての大学にふさわしい教育・研究環境を実現するためには,すべての構成員がお互いの人格を尊重する高い意識を持つことが不可欠でしょう。


学生のみなさん
 岡山大学は,いかなるハラスメントも許しません。

 セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)とは,相手が望まない性的な意味合いを持つ言動を相手に強いることを意味します。ある行為がセクハラに該当するかどうかは,基本的には発言・行動の受け手がそれを不快に感じるかどうかによります。あなたが,もし誰かの行為がセクハラであると感じたら,その人に対して直接,きっぱりとその行為をやめるように言いましょう。拒否してもセクハラ行為を続けた場合には,あなたの意志をはっきりと示しましょう。例えば,その場から走り去る,大声で叫ぶ,などです。

 アカデミック・ハラスメント(アカハラ)とは,就学の場で,権力関係において上位の者が指導,教育,研究の名を借りて嫌がらせや差別をしたり,人格を傷つけることです。たとえば,「おまえはやっぱりダメだ」というようなすべてを否定する言い方を繰りかえしたり,「大学をやめろ」,「卒業させない」などと言い,指導を放棄したりすることが含まれます。

 あなたが,セクハラ,及びアカハラを受けたと感じた時には,その出来事をきちんと記録しておきましょう。日時,場所,嫌がらせの内容を詳しく書き留めておきましょう。そして,勇気を持ってその事実を信頼できる周囲の人に相談し,問題を解決する方法を見つけるために協力してもらいましょう。学生相談員や,セクハラ相談員などに相談するのもよいでしょう。秘密厳守で相談にあたります。



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