HOME > 留学生の方へ

留学生の受け入れについて

 岡山大学大学院社会文化科学研究科では、日本での研究を望む留学生のみなさんを積極的に受け入れています。社会学領域・文化人類学領域でも、これまで中国、韓国、ベトナム、トルコ、セルビア、マダガスカルなど世界各地からの学生が大学院生として在籍しており、研究に励んできました。留学生は、当研究室の教員および大学院生の指導のもとで、専攻する学問領域の基礎的知識、概念を学びつつ、それらを日本語や英語を使って表現する力を身につけるサポートを受けることができます。

 留学生の場合、まず学内の留学生受け入れ窓口である岡山大学グローバル・パートナーズが受け入れ機関となり、岡山大学の大学院入学を目指す留学生の学術日本語力の養成、研究テーマの設定、研究計画書作成指導、研究室・教員とのマッチングサポートなどを行う、「大学院予備教育特別コース(プレマスターコース)」に在籍することを推奨しています(半年ないし1年間研究生として在籍、別途出願資格あり)。その間、各自の必要に応じてグローバル・パートナーズが開講する授業を受講し、日本における研究の実施に必要なレベルの語学を習得します。また、科目履修生として大学院や学部の開講科目を受講することもできます。

 ※大学院入試の受験を考えている留学生は、出願前に必ず指導教員候補の教員に連絡してください

 岡山大学における留学生の受け入れ体制や日本での生活支援についての詳しい情報は、以下のホームページをご覧ください。

充実した生活・修学環境

 岡山大学は、日本の20大都市のひとつ、岡山県岡山市にあります。
IMG_0712.JPG岡山市中心部 岡山市の人口は約70万人、古くから温暖な気候と肥沃な風土を背景に発展し、多くの歴史文化遺産が残されています。少し郊外に行くとのどかな田園風景が広がっており、自然環境にも恵まれている地域でもあります。

 わたしたちが学ぶ岡山大学津島キャンパスは、日本の国立大学でも有数の広さがあり、1万人を超える学生・教職員で活気あふれるキャンパスです。キャンパス内には約200万冊の蔵書を誇る附属図書館があり、食堂や書店のほか、世界的建築家の手がけたカフェテリアなどが整備されています。

 岡山大学で学ぶ利点のひとつとしては、充実した生活・修学環境とその利便性の高さがあげられます。

 多くの学生がキャンパスから自転車で5~10分圏内(2km圏内)に住んでおり、家賃の相場は月5~6万円程度と、東京などの大都市と比べて安くなっています。とくに、留学生の方には、大学構内に外国人留学生寮や国際交流会館など、比較的安価で入居することができる寮もあります。

 大学周辺に目を向けると、多くの商店や飲食店、輸入食料品店、金融機関があり、食料品や日用品など生活必需品はすぐに揃えることができます。キャンパスからバス・自転車で15分程度の位置には、大型ショッピングモールが立地する繁華街やJR岡山駅があります。とくに、JR岡山駅は、すべての新幹線列車と、山陰地方や四国地方へ向かう特急列車が発着する、西日本の鉄道交通網の一大拠点となっています。東京・大阪・福岡などの大都市をはじめ、どこへ行くにも便利です。

 大学から自転車で20分ほどの距離には、日本有数の利用者数を誇る岡山県立図書館があります。岡山や周辺地域の史資料のほか、近年出版された社会学関係・文化人類学関係の図書も充実しています。さらに、岡山市内にはいくつかの大型書店があり、専門書を気軽に手に取ることができる環境にあります。
 これらの施設は、研究生活を大いにサポートしてくれることでしょう。