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沿革

 岡山大学における社会学・文化人類学の教育研究は1967年、当時教養教育を担っていた教養部という組織に社会学の教員が赴任したことにはじまります。当初教員はわずか1名でしたが、1985年に2名、1988年には3名に増員され、教養科目の開講と学生の指導、研究活動が展開されました。

 1994年10月の教養部廃止に伴って教員の所属が文学部に移管され、1995年に文学部行動科学科の社会学・文化人類学講座として新たにスタートしました。学生の受け入れは翌1996年度からはじまり、社会学に加えて文化人類学を専門とする教員が着任し、文学部における専門科目の開講と卒業論文の指導が本格的に行われるようになりました。1999年には大学院文学研究科に行動科学専攻社会学・文化人類学講座が設置され、学部から大学院まで一貫した研究指導が行われる体制が整備されました。2000年には現在と同じ社会学2名、文化人類学2名の教員配置となりました。

 その後の改組を経て、現在では岡山大学文学部人文学科地理学・社会学・文化人類学・社会文化学分野社会学領域および文化人類学領域として、隣接領域とも協力関係を保ちつつ教育を担当しています。また、大学院では岡山大学大学院社会文化科学研究科博士前期課程社会文化基礎学専攻人間行動論講座同研究科博士後期課程社会文化学専攻文化共生学講座において教育研究を行っています。

 現在在籍している教員は日本の地域社会だけでなく、タイ、インドネシアやオランダ、アフリカなど世界じゅうの社会をフィールドとしており、実証的な研究を重視しています。また、地理学教室の教員や他大学の研究者とも共同して「瀬戸内地域における生活と文化」研究会を組織し、瀬戸内海をはじめとした島嶼地域に暮らす人々の生存を可能にする生業活動と、人々が共同で維持する文化や社会のあり方を同時に視野に入れながら、地域社会の持続可能性について学際的に解明することをめざして、研究交流・研究推進・教育開発を行っています。