「全身麻酔」とは

全身麻酔とは、無痛、無意識、健忘、自律神経反射抑制、身体の不動化、筋弛緩効果が、全身麻酔薬の投与によって作り出された状態です。
当院では、手術室での全身麻酔のほか、侵襲の小さい口腔外科手術や歯科治療においては、外来全身麻酔(日帰りまたは一泊入院)として、これらの項目のうち、必要最小限の効果だけを抽出した方法で、より回復の早い麻酔を提供しています。

外来全身麻酔の適応

1.精神鎮静法では十分なストレス制御ができない場合
2.知的障害者など入院が困難な場合

外来全身麻酔の方法

1)説明と同意
2)術前評価
3)モニター装着


4)静脈確保(点滴)
5)酸素投与
6)麻酔薬投与
7)麻酔深度の調整
8)局所麻酔(必要であれば)
9)歯科治療・口腔外科手術

10)麻酔薬の停止
11)覚醒
12)回復までの安静
13)回復の評価
14)帰宅または一泊入院

手術室での麻酔風景




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