教育学部

21世紀の教育
 人間の可能性を求めて

常に社会の関心事の中枢に位置するその大いなるテーマは,
果敢に取り組めば取り組むほど,奥深い興味に満ちている。

 岡山大学教育学部は,昭和24年に岡山大学の創立と同時に発足しました。本学部は,教育が人間の可能性を最大限に伸ばすという認識に立ち,教育に関わる理論と実践を研究・教授することを目的とする学部です。創造性豊かな,すぐれた人材を養成することを使命として,50年余の歴史と伝統のなかで,約20,000名の卒業生を社会に送り出してきました。卒業生は,岡山県をはじめ多くの府県において小学校,中学校,高等学校,幼稚園,養護学校等の教員,教育庁職員,大学及び研究所の研究者などとして活躍しています。
 近年,社会の急激な変化・発展に伴い,学校教育をとりまく環境に著しい変化が生じています。例えば,学習内容や領域が変化する一方で,「荒れ」や不登校などの問題への適切な対応も求められています。そこで,私たちは,21世紀に相応しい教育学部のあり方を究明しつつ,学部の教育組織を改革する等して,これまで以上に専門的かつ総合的な力量を備えた人材の養成を目指しています。
 教育学部は,学校教育教員養成課程(小学校教育専攻,中学校教育専攻,障害児教育専攻,幼児教育専攻),養護教諭養成課程,総合教育課程(生涯教育コース,教育臨床コース,情報教育コース)からなっています。
 教育学部には附属研究施設(教育実践総合センター)と4附属学校・園(附属小学校,附属中学校,附属養護学校,附属幼稚園)があります。

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