○岡山大学グローバル人材育成特別コース規程
平成25年3月29日
岡大規程第12号
(趣旨)
第1条 この規程は,岡山大学学則(平成16年岡大学則第2号。以下「学則」という。)第7条第6項の規定に基づき,グローバル人材育成特別コース(以下「特別コース」という。)に関し,必要な事項を定めるものとする。
(目的)
第2条 特別コースは,岡山大学(以下「本学」という。)の学部学生の実践的な英語の能力とコミュニケーション力を養うとともに,異文化,日本文化,自然科学及びグローバル社会への在り方の理解を通じて自己を確立させることにより,グローバル社会で活躍する中核的人材を育成することを目的とする。
(対象者)
第3条 特別コースは,本学の学部学生で,一定の英語の能力を有し,国際的な活動や,日本文化及び自然科学への深い理解を踏まえた異文化交流に関して意欲のあるものを対象とする。
(定員)
第4条 特別コースの定員は,100人とする。
(運営主体)
第5条 特別コースは,岡山大学グローバル人材育成院(以下「育成院」という。)において運営する。
(履修の申請等)
第6条 特別コースを履修しようとする者は,育成院の長(以下「育成院長」という。)の定めるところにより,所属する学部の長(グローバル・ディスカバリー・プログラムに所属する者にあってはグローバル・ディスカバリー・プログラムディレクター。(以下「所属学部等の長」という。)に履修申請書を提出しなければならない。
(履修者の決定等)
第7条 育成院長は,前条の規定により所属学部等の長から推薦された候補者について,審査の上,特別コースの履修の可否を決定し,その結果を所属学部等の長に通知する。
2 所属学部等の長は,前項の通知を受けたときは,遅滞なく,その内容を当該者に通知する。
(教育課程及び授業科目等)
第8条 特別コースの教育課程は,教養教育科目及び各学部の専門教育科目によって編成する。
2 特別コースの授業科目は,英語力養成プログラム,サマー・スプリングスクール,グローバル・コア科目及び海外留学・インターンシップに区分する。
4 育成院長は,教育上有益と認めるときは,学生が別表に掲げる授業科目以外の授業科目について修得した単位を,特別コースの授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。
(履修の始期)
第9条 特別コースの履修は,原則として,1年次から開始するものとする。
(履修アドバイザー)
第9条の2 特別コースを履修する学生の円滑な修学を支援するため,本学部等及び関係する全学センターの教員のうちから履修アドバイザーを選任し,必要に応じて適切な履修指導を行うものとする。
第12条の2 削除
(雑則)
第13条 この規程に定めるもののほか,特別コースに関し必要な事項は,育成院長が定めることができるものとする。
附則
この規程は,平成25年4月1日から施行する。
附則(平成25年12月25日規程第51号)
1 この規程は,平成26年4月1日から施行する。
2 平成25年度にグローバル人材育成特別コースの履修を開始した者については,改正後の別表の規定を適用し,この規程の施行の日前に,改正前の別表中「コミュニケーション開発」の単位を修得した者は,改正後の別表中「コミュニケーション開発1」の単位を,改正前の別表中「瀬戸内の自然環境と地域の産業」の単位を修得した者は,改正後の別表中「瀬戸内の自然環境と地域の産業2」の単位を修得したものとみなす。
附則(平成26年3月31日規程第36号)
この規程は,平成26年4月1日から施行する。
附則(平成27年3月31日規程第36号)
1 この規程は,平成27年4月1日から施行する。
2 平成26年度以前にグローバル人材育成特別コースの履修を開始した者については,改正後の岡山大学グローバル人材育成特別コース規程別表かかわらず,なお従前の例による。 ただし,改正後の別表中「異文化理解3」の単位を修得した者は,改正前の「異文化理解1」又は「異文化理解2」の単位を,改正後の別表中「日本文化理解3」の単位を修得した者は,改正前の「日本文化理解1」又は「日本文化理解2」の単位を,改正後の別表中「瀬戸内の自然環境と地域の産業3」の単位を修得した者は,改正前の「瀬戸内の自然環境と地域の産業1」又は「瀬戸内の自然環境と地域の産業2」の単位を修得したものとみなす。
附則(平成28年3月31日規程第53号)
1 この規程は,平成28年4月1日から施行する。
2 平成27年度以前にグローバル人材育成特別コースの履修を開始した者の教育課程及び授業科目等については,改正後の別表の規定にかかわらず,なお従前の例による。ただし,次の表の左欄に掲げる新授業科目の両方の単位を修得した者については,それぞれ同表の右欄に掲げる従前の授業科目の単位を修得したものとみなす。
新授業科目(単位数) | 従前の授業科目(単位数) |
総合英語1―1(0.5) 総合英語1―2(0.5) | 総合英語1(1) |
総合英語2―1(0.5) 総合英語2―2(0.5) | 総合英語2(1) |
総合英語3―1(0.5) 総合英語3―2(0.5) | 総合英語3(1) |
総合英語4―1(0.5) 総合英語4―2(0.5) | 総合英語4(1) |
総合英語5―1(0.5) 総合英語5―2(0.5) | 総合英語5(1) |
異文化理解2―1(1) 異文化理解2―2(1) | 異文化理解2(2) |
コミュニケーション開発2―1(1) コミュニケーション開発2―2(1) | コミュニケーション開発2(2) |
日本文化理解1―1(1) 日本文化理解1―2(1) | 日本文化理解1(2) |
3 平成27年度以前にグローバル人材育成特別コースの履修を開始した者(以下「履修開始者」という。)の大学院における継続履修に係る第12条第1号の規定の適用については,改正後の同号の規定にかかわらず,平成27年度履修開始者については,22単位以上(医学部医学科,歯学部歯学科又は薬学部薬学科の学生にあっては26単位以上)修得した者とし,平成26年度以前の履修開始者については,なお従前の例による。
附則(平成28年11月10日規程第82号)
この規程は,平成28年12月1日から施行する。
附則(平成29年3月31日規程第32号)
1 この規程は,平成29年4月1日から施行する。
2 改正後の第7条の2及び別記様式の規定は,平成29年度以降にグローバル人材育成特別コースの履修を開始した者(以下「履修開始者」という。)から適用する。
3 平成28年度以前の履修開始者の教育課程,授業科目及び修了の要件等については,改正後の第8条,第10条,別表1,別表2及び別記様式の規定にかかわらず,なお従前の例による。
4 平成28年度履修開始者の大学院における継続履修に係る第12条第1号の規定の適用については,改正後の同号の規定にかかわらず,17単位以上(医学部医学科,歯学部歯学科又は薬学部薬学科の学生にあっては19単位以上)修得した者とする。
附則(平成31年3月29日規程第79号)
1 この規程は,平成31年3月29日から施行し,平成30年4月1日から適用する。
2 改正後の第12条の2及び別記様式2の規定は,平成30年度入学者から適用する。
3 平成29年度以前の履修開始者の教育課程,授業科目及び修了の要件等については,改正後の別表1の規定にかかわらず,岡山大学グローバル人材育成特別コース教育課程における授業科目,単位数及び修了要件等の特例に関する規程(平成29年岡大規程第56号)に定めるところによる。
4 改正後の第12条の規定については,岡山大学グローバル人材育成特別コース規程の一部を改正する規程(平成28年岡大規程第53号)附則第4項及び岡山大学グローバル人材育成特別コース規程の一部を改正する規程(平成29年岡大規程第32号)附則第4項の規定にかかわらず,平成29年度以前の履修開始者にも適用する。
附則(令和3年2月24日規程第14号)
1 この規程は,令和3年2月24日から施行し,平成30年4月1日から適用する。
2 令和2年度以前にグローバル人材育成特別コースの履修を開始した者のグローバルリーダーシップ2に係る「Intercultural Relations and Communication」の適用については,改正後の別表1の規定にかかわらず,なお従前の例とする。
3 平成29年度以前の履修開始者の教育課程,授業科目及び修了の要件等については,改正後の別表1及び前項の規定にかかわらず,岡山大学グローバル人材育成特別コース教育課程における授業科目,単位数及び修了要件等の特例に関する規程(平成29年岡大規程第56号)に定めるところによる。
附則(令和5年2月13日規程第4号)
1 この規程は,令和5年4月1日から施行する。
2 改正後の第7条の2,第8条,第10条,別表1および別記様式1の規定は,令和5年度入学者から適用とする。
3 令和4年度以前の履修開始者の教育課程,授業科目及び修了の要件等については,改正後の別表1及び前項の規定にかかわらず,岡山大学グローバル人材育成特別コース教育課程における授業科目,単位数及び修了要件等の特例に関する規程(平成29年岡大規程第56号)に定めるところによる。
附則(令和6年2月27日規程第6号)
1 この規程は,令和6年4月1日から施行する。
2 改正後の規定に関わらず,令和5年度以前の入学者については,なお,従前の例による。
別表1(第8条および第10条関係)
コース科目区分 | 授業科目 | 履修区分 | 単位 | 修了要件 | ||
英語力養成プログラム(SPAcE) | IGS | Introduction to Global Studies | 選択必修 | 1 | 2以上 | 5 |
GC | Global Communication | 1 | ||||
IRC | Intercultural Relations and Communication | 1 | ||||
MUN | Model United Nations | 1 | ||||
AC1 | Academic Class 1 | 選択 | 1 | |||
AC2 | Academic Class 2 | 選択 | 1 | |||
RWC | Research Writing Class | 選択 | 1 | |||
ISC | Independent Study Class | 選択 | 1 | |||
TP1 | TOEFL Preparation Class 1 | 選択 | 1 | |||
IP1 | IELTS Preparation Class 1 | 選択 | 1 | |||
グローバル・コア科目 | 異文化理解 | 必修 | 1 | 1 | 8 | |
日本文化理解 | 必修 | 1 | 1 | |||
新世紀の自然と科学 | 必修 | 1 | 1 | |||
コミュニケーション開発1 | 選択必修 | 1 | 1 | |||
コミュニケーション開発2 | 1 | |||||
グローバル人材育成特別コース入門 | 選択 | 1 | ||||
Global Leadership | 必修 | 1 | 1 | |||
サマー・スプリングスクール | グローバル海外短期実習 | 選択必修 | 1 | 1 | ||
海外留学・インターンシップ | グローバル対応海外留学・インターンシップ(長期) | 2 | ||||
グローバル対応海外留学・インターンシップ(短期) | 1 | |||||
合計 | 14 |
別表2(第12条の2関係) 削除