(趣旨)

第1条　この規程は，国立大学法人岡山大学(以下「法人」という。)が，教育活動を充実し国内外の社会において中核的に活躍しうる人材の養成や高度な研究の推進により世界最高水準の研究成果を生み出すことにより，高等教育及び学術研究の責務と広く社会貢献に資するため，寄付金の受入れを積極的に行い財政的基盤を構築するため，必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規程において「寄付金」とは，法人に対する次の各号の経費に充てる目的をもって，寄付されたものをいう。

(受入れの方針)

第3条　寄付金は，法人の教育研究及び運営上支障がないと認められる場合は，積極的に受け入れるものとする。

(受入れの制限)

第4条　寄付金に次のような条件が付されているものは，受け入れることができない。

(受入れの申込み・決定等)

第5条　学長は，寄付金申込書(別紙様式)により寄付の申込みがあった場合は，受入れを決定するものとする。

(使途の特定等)

第6条　学長又は前条第2項の規定により学長から受入れの決定を委任された職員は，寄付者が寄付金の使途を特定しない場合は，受入れの決定と同時に当該寄付金の使途を特定するものとする。

(全学共通経費)

第7条　学長は，受け入れた寄付金の一部を全学共通経費として使用することができるものとする。

(助成金等の寄付)

第8条　法人の役員及び職員(以下「役職員」という。)は，研究助成団体等から役職員個人に対して助成金等の供与を受けた場合であって，これが当該役職員の法人における職務上の教育研究に対する供与であるときは，法人に対して自己の名においてこれを寄付するものとする。

(受入れ手続き等)

第9条　この規程に定めるもののほか，この規程の実施に関し，必要な事項は，別に定める。